脂肪分解注射と輪郭注射のどちらにステロイドが入っているのか、顔とボディは何で分かれているのか、名前が似た注射がなぜこんなに紛らわしいのか、というご質問を多くいただきます。同じ「脂肪分解」という言葉がついていても、実際に入る製品と表記のしかたはクリニックごとに異なります。この記事では、成分と適用部位をどの順番で確認し、容量と費用を何で比べ、施術後に何を見ればよいかを順に整理します。
まず結論から
脂肪分解注射と輪郭注射は名前が似ているだけで、同じ製品としてまとめて比較するものではありません。ATTITUDE Clinicの料金表では、脂肪分解注射はステロイド不使用、輪郭注射は顔専用・ステロイド含有と分けて記載されています。適用部位も、脂肪分解注射は顔とボディで容量の単位が別々に設定され、輪郭注射は顔専用です。ただしこの表記はその料金表に載っている製品を基準にしたものですので、ご自身の肌に実際に入る製品の成分名とステロイド含有の有無、承認された適用範囲は、カウンセリングでその製品の承認情報を確認するのが正確です。成分と部位が同じでも、むくみや内出血が引く速さ、結果が出る時期は肌の状態によって変わるため、回数と間隔はカウンセリングで決めていきます。
名前が似た注射は何で見分ける?
脂肪分解注射という言葉は、施術の目的を指す総称に近いものです。実際に注入される薬剤は製品ごとに異なり、輪郭注射やシルエット注射のように呼ばれる名前も、目的や形から定着した通称であることが多いです。そのため、名前だけを聞いて成分を推測すると判断がずれやすくなります。

2つの施術を並べて見たとき、最初に分かれるポイントはステロイドの表記です。ATTITUDE Clinic 施術・料金のご案内を見ると、脂肪分解注射にはステロイド不使用、輪郭注射には顔専用・ステロイド含有と記載されています。ステロイドが入っているかどうかは、施術の目的とカウンセリングで確認すべき内容を変えるため、この一行を飛ばして価格から比べると、後で判断の基準が揺らぎます。
適用部位も同じように見ていきます。同じ脂肪分解注射でも、顔とボディでは容量の単位が別々に設定され、輪郭注射は顔専用と表記されています。顔にもボディにも使えるという話は製品ごとに承認された範囲が異なりますので、どの部位にどの製品が使われるのかをカウンセリングで確認しておくと、判断がぶれにくくなります。
成分とステロイド表記はどこまで聞く?
成分を確認するときの質問項目は多くありません。製品名、製造元、有効成分、ステロイド含有の有無、そしてどの部位まで承認された製品なのか、です。ここに1回あたりどのくらいの容量が入るかを加えれば、カウンセリングで受け取るべき全体像がほぼ揃います。
料金表ではDCAのように略語で書かれた項目にも出会います。略語は製品名のこともあれば、成分名を短く書いたものであることもあり、略語だけでは成分と承認範囲を断定できません。カウンセリングでは、その略語が正確にどの成分名を指すのか、どの部位に承認された製品なのかを併せて確認するのが安全です。
質問リストをあらかじめ作っていくのも役立ちます。米国皮膚科学会が患者向けにまとめたカウンセリング質問には、期待する結果、リスク、代替案、施術者の経験、似た肌タイプや年齢層を扱った経験、所要時間と必要な回数、回復と日常生活への復帰時期、準備とアフターケア、費用が含まれています。麻酔をするかどうかもこのリストに入っている質問です。
このリストは米国の制度を前提にした患者向け案内ですので、国内の資格や保険適用をそのまま置き換えて判断する根拠にはなりません。ただし、カウンセリングの場で何を聞くべきかの枠組みを作るには使えます。質問を紙に書いていけば、院長の説明を聞きながら抜けた項目を見返しやすくなります。
顔とボディ、容量と費用は何で比べる?
料金表は施術と製品、部位、容量、回数ごとに項目が分かれ、すべての金額にVATが別途と表記されています。そのため、顔はいくら、ボディはいくらとだけ比べると実際の負担を測りにくくなります。施術・料金のご案内では、脂肪分解注射は顔3cc・6cc、ボディ100cc・200cc・300ccに分かれ、DCAは1vial単位でボディ適用時は別途お問い合わせ、輪郭注射は顔専用1ccと記載されています。
ボディは1回あたりに入る量の単位からして顔と違います。面積が広いので総量が大きくなり、同じ金額でもccあたりの単価に換算すると順序が変わることがあります。1回の金額に想定回数をかけ、さらに再診の間隔と追加容量が生じる可能性、麻酔とアフターケアが含まれるかどうか、VATを加えてはじめて総費用になります。
回数と間隔は最初に確定する値ではありません。同じ施術を受けてもなぜ結果は違うのか?のコラムでも、同じ組み合わせでも一度に進めるか分けて進めるかによって回復過程と体感が変わると説明しています。料金表にも、個人別の診断と治療計画は医療スタッフが診療の過程で決めると記載されていますので、回数は経過を見ながら調整する値としておくのが現実的です。
| 区分 | 料金表の適用部位表記 | 容量単位の表記 | 費用を比べるときに見るもの |
|---|---|---|---|
| 脂肪分解注射 | 顔 | 3cc・6cc | 1回の容量、想定回数、再診間隔 |
| 脂肪分解注射 | ボディ | 100cc・200cc・300cc | 総容量基準の単価、部位の面積 |
| DCA | ボディ適用時は別途お問い合わせ | 1vial | 成分名と承認範囲、追加費用の条件 |
| 輪郭注射 | 顔専用 | 1cc | ステロイド含有表記、適用範囲 |
表は左右にスクロールしてご覧ください。
まとめると 名前ではなく成分と部位で比べることが第一歩です。ATTITUDE Clinicの料金表では、脂肪分解注射と輪郭注射はステロイド表記と適用部位が異なって記載され、すべての金額にVATが別途かかります。1回の金額だけでなく、総容量と想定回数、再診間隔まで合わせて見てはじめて実際の負担が見えてきます。
同じ施術を受けても結果が分かれるのはなぜ?
友人は内出血が出たのに自分は出ない、という話は施術が失敗したからというより、スタート地点が違うために起きることが多いです。ATTITUDE Clinicのコラムでは、結果を分ける要因として肌タイプ、肌の厚さと構造、再生速度を挙げています。
肌タイプによって、同じ刺激でも反応する程度と回復の速さが違います。肌が薄いか厚いか、内部を満たしている組織がどのくらい密かによっても、同じ強さが違って感じられます。コラーゲン(肌をハリのある状態に保つ成分)を新しく作り出す力がどのくらい残っているかも人によって異なり、効果が出る時期が前後に動きます。
さらに計画と実行が加わります。同じ分析結果でも、どの部位を先に行うか、容量をどう分けるか、間隔をどのくらいにするかは、悩みと回復の余裕、肌の敏感さによって変えるべきです。施術中に肌の反応を見ながら強度を調整する過程も結果に影響します。
ですからカウンセリングでは、決まったパッケージをそのまま受けるのではなく、その項目がなぜ必要なのか、省いてよいものは何かまで一緒に確認するのがよいでしょう。結果をあらかじめ約束することはできませんが、何が必要で何が不要かを一緒に決める過程は残ります。
こんな状況なら

式典や撮影など日付が決まっているとき
赤みとむくみ、内出血は施術後に多く見られる反応で、たいてい数日以内に引きます。ただし引く速さは人によって異なりますので、大切な予定があるならその日付をカウンセリングで先に伝えるのがよいでしょう。予定の直後ではなく余裕をもって始めるほうが、気持ちに余裕が生まれます。

顔とボディを一緒に考えているとき
料金表でも顔とボディは容量の単位が別々に記載され、DCAはボディ適用時は別途お問い合わせと表示されています。一度に進めるか分けて進めるかは、回復に使える時間と目標部位の優先順位によって変わります。カウンセリングで順序を一緒に決めれば、どちらを先に手がけるかがはっきりします。

赤くなりやすい肌なら
赤みとむくみ、押すと痛む圧痛はよくある反応ですが、まれに肌が一時的に暗くなったり明るくなったりする色素変化、水ぶくれ、注射後のしこりのような変化が現れることがあります。敏感な肌なら、以前どの施術でどう反応したかを伝えることが設計に役立ちます。強度と間隔を調整する基準になるからです。

短く滞在する訪問者なら
予約は申し込みと確定が別です。カウンセリング予約のご案内によると、申し込み後にクリニックからの確認連絡を受けて確定となり、当日申し込みは現在から1時間以降の時間帯のみ可能で、最終受付は17:30です。滞在日程が短いなら、到着前に申し込んでおくのがよいでしょう。
カウンセリング前に教えてください 最近どれくらい紫外線に当たったか、現在服用中の薬とサプリメント、肌に塗っている製品、以前に受けた施術の機器と製品・容量・日付・そのときの反応、そして式典や撮影のように日付が決まった予定を一緒に伝えていただくと、設計に反映できます。
ATTITUDE Clinicはこのように進めます
AI肌分析の記録 — 肌の状態を記録・整理し、医師と同じ情報を一緒に見ます。分析ツールは情報を整理するだけで医学的診断は行わず、判断は院長が行います。分析を受けたからといって特定の施術を受けなければならないわけでもありません。
院長カウンセリング — 分析記録に悩みや生活習慣、以前の施術経験を加え、何が必要で何が不要か、どの組み合わせと順序、強度で行うかを一緒に決めます。このテーマでは、成分とステロイド含有の有無、適用部位、容量、間隔がここで整理されます。
院長による直接施術 — 設計した計画どおりに院長が直接施術し、施術中は肌の反応を見ながら調整します。カウンセリングで立てた計画と実際の施行がずれないようにするためです。
このテーマに関連して料金表に載っている注射の項目は、脂肪分解注射(顔・ボディ)、DCA 1vial、輪郭注射です。脂肪分解注射はステロイド不使用、輪郭注射は顔専用・ステロイド含有と表記され、価格は単位ごとに公開され、VATが別途かかります。
施術後のケアと副作用
鎮静 — 施術直後に上がる赤みとむくみは数日以内に引くよくある反応です。その間はクリニックで案内された方法で鎮静に努めます。
洗顔と日常生活への復帰 — いつ洗顔し、化粧し、運動してよいかは、注入した部位と容量によって案内が変わります。施術当日に聞いた基準をそのまま守り、気になることはその場で聞いておくのがよいでしょう。
内出血と痛みの観察 — 内出血と押すと痛む圧痛はよくあります。大きさと色が減っているか、いつから減り始めたかを書き留めておくと、経過確認のときに役立ちます。
経過確認 — 回数と間隔は最初に確定する値ではなく、経過を見て調整します。決めた時点に来院し、次の計画を決めます。
よくある反応は赤み、むくみ、圧痛、内出血で、たいてい数日以内に引きます。まれに肌が一時的に暗くなったり明るくなったりする色素変化、水ぶくれ、注射後のしこり、やけどや傷跡が生じることがあります。料金表にも、副作用が生じることがあるため施術前に医師と相談するよう案内が記載されています。改善せずどんどん強くなる痛みのように、予想と違う変化があれば、待たずにクリニックに連絡して確認するのがよいでしょう。
よくある質問
脂肪分解注射と輪郭注射は何が違うのですか?
名前は似ていますが、同じ製品としてまとめるのは難しいです。ATTITUDE Clinicの料金表には、脂肪分解注射はステロイド不使用、輪郭注射は顔専用・ステロイド含有と記載されています。適用部位も、脂肪分解注射は顔とボディで容量の単位が分かれ、輪郭注射は顔専用です。輪郭注射という言葉は製品名というより目的を指す総称として使われるので、その名前の下にどの製品が入るかをカウンセリングで確認するのが正確です。
ステロイドが入っているかはどう確認しますか?
料金表の表記が出発点になりますが、それだけで終えるのは難しいです。実際に注入される製品の製造元と有効成分、ステロイド含有の有無、承認された適用部位を、その製品の承認情報で確認するのが正確です。同じ名前でも製品が変われば表記が変わり得ますので、名前ではなく成分で確認する習慣が役立ちます。聞く項目は、製品名、製造元、有効成分、ステロイド含有の有無、承認部位、1回の容量程度で十分です。
効果はいつから、何回受ければ実感できますか?
決まった数字はありません。部位と容量、個人の肌反応によって異なり、コラーゲンを新しく作り出す力と再生速度によって効果が出る時期も変わります。そのため、最初から回数を確定するより、経過確認の時点を決めておいて調整する方法が現実的です。カウンセリングで想定回数と再診間隔を一緒に決め、その値は経過によって変わり得ると考えておくとよいでしょう。
施術のとき、どのくらい痛いですか?
感じる程度は、注入する部位と容量、麻酔の方法によって変わります。米国皮膚科学会のカウンセリング質問リストにも、施術中に麻酔をするか聞いてみるよう項目が入っています。施術後は押すと痛む圧痛と内出血がよく見られ、たいてい数日以内に引きます。痛みがどんどん強くなったり、予想と違う現れ方になったりしたら、我慢せず連絡して確認するのがよいでしょう。
この施術を行う場所は何を見て選べばよいですか?
施術者の経験と説明のしかたがまず大切です。米国皮膚科学会は、カウンセリングでその施術をどれくらい行ったことがあるか、自分と似た肌のトーンや年齢層を扱った経験があるか、リスクと代替案をどう説明するかを確認するよう案内しています。国内では、カウンセリングから施術まで同じ医師が行うか、価格が単位ごとに公開されているか、以前の施術記録を検討してくれるかも併せて見るとよいでしょう。価格だけを比べると、総容量と想定回数、再診間隔で差が生じて実際の負担が変わることがあります。
ひと目でわかるまとめ
| 項目 | ポイント |
|---|---|
| 名前と成分 | 施術名は総称のことがあるため、製品名・製造元・有効成分で確認 |
| ステロイド表記 | 脂肪分解注射は不使用、輪郭注射は顔専用・含有と表記 |
| 適用部位と容量 | 脂肪分解注射は顔3cc・6cc、ボディ100・200・300cc、輪郭注射は1cc |
| 費用の比較 | 1回の金額より総容量、想定回数、間隔、VAT別途を併せて |
| 結果を分けるもの | 肌タイプ・厚さ・再生速度、計画、施行中の調整 |
| 進行の流れ | AI肌分析の記録 → 院長カウンセリング → 院長による直接施術 |
