ヒロウェーブを調べていると、「何歳から受けられますか」「内側が乾燥している人にしか合わない施術ですか」といった質問がついてきます。カウンセリングルームでも年齢を先に口にする方は少なくありませんが、適応を分けるのは実年齢よりも、今の肌の厚みと水分、回復する力です。施術が肌の中で何をしているのかが分かると、どんな肌に合うのかも見えてきます。
まず結論から
ヒロウェーブは肌の土台に直接届けるスキンブースター系の施術で、表面ではなく内側がつっぱりキメがざらつく肌でカウンセリングを始めることが多いです。年齢は絶対的な基準ではありません。肌の厚みと再生スピード、今の乾燥、これまでの施術にどう反応したかが適応を分けます。米国皮膚科学会の案内には、美容施術が望む結果をもたらすかどうかを、肌の状態と年齢、健康状態を合わせて医師が判断すると書かれています。たるみが主な悩みだったり、施術部位に炎症があったりする場合は、順番を変えたり時期をずらしたりする相談が先になります。
ヒロウェーブは肌で何をするのか
ATTITUDE Clinicの料金表で、ヒロウェーブはスキンブースターの項目に入っています。スキンブースターは、肌に水分や再生成分を直接届けたり、線維芽細胞(コラーゲンをつくる細胞)を刺激したりする方式の施術群です。塗る化粧品と分かれるのはここです。健康な肌の角質層は外部の物質の浸透を防ぐ盾なので、塗るだけでは再生の信号が必要な深い層まで届きにくいのです。注射はこの盾を通って肌の内側へ入ります。

「フィラーと何が違うのですか」という質問もよく受けます。ヒアルロン酸を使う注射でも、狙うものが違います。米国皮膚科学会の資料によると、ほとんどのフィラーはすぐに結果が見え、コラーゲンを刺激して得られる変化には時間がかかります。フィラーがへこんだ部分のボリュームを満たす側なら、スキンブースターは肌の土台の水分とキメを扱う側です。同じ処置室で行っても目的が違うので、どちらが必要かはカウンセリングで決まります。
適応は施術名ではなく、今の肌が何を必要としているかで分かれます。
年齢より先に見るもの
「いい年になってからでないと意味がないですか」という質問には、年齢は参考項目だとお答えします。先に見るのは肌の厚みと再生スピードです。同じ年齢で似た悩みの2人が隣り合って座っていても、肌がどれくらい厚いのか、コラーゲンを自分でつくる力がどれだけ残っているのか、肌の内側の血行がどうかは異なります。この差は鏡では見えにくいので、診察とこれまでの施術歴で確認します。
再生スピードも人によって違います。年齢と生活習慣、ホルモンの状態によってコラーゲンを新しくつくる速さが変わり、変化が現れる時期もずれます。ATTITUDE Clinicのコラムでも、同じ施術を受けても結果が分かれる最初の理由として、肌タイプと厚み、再生スピードを挙げています。若い肌でも乾燥が長く積み重なっていればカウンセリングを始める理由は十分にあり、年齢が上でも炎症を繰り返したり回復が遅かったりする肌なら、まず落ち着かせる順番が先です。
米国皮膚科学会は、カウンセリングで「自分の肌トーンとタイプ、自分の年代の患者をどれだけ診てきたか」を尋ねるよう案内しています。肌が違えば同じ施術でも反応が違うので、似た肌を扱ってきた経験がカウンセリングの質を分けます。年齢に関わらず、服用中の薬や持病があれば先にお伝えください。
内側の乾燥かたるみかで答えが変わります
「肌がたるんできた気がする」と来られる方が多くいます。ただ、乾燥とたるみは肌で起きていることが違います。乾燥は肌の土台の水分とキメの問題で、たるみは肌の下の組織が下がる問題です。ATTITUDE Clinicの料金表を見ると、高周波電流を使うサーマクールFLX、超音波を使うウルセラのように、肌の下の組織を温めてハリを扱う機器が別にあります。スキンブースターはその隣に置かれます。2つの悩みが重なるなら、どちらを先にするか、間隔をどれだけ空けるかがカウンセリングのテーマになります。
ボリュームがへこんだ部位が気になるなら、フィラーの相談が先になることが多いです。逆に化粧が浮いて内側がつっぱる感じが長く続いたなら、スキンブースター側を見ます。ここでよくある誤解が1つあります。スキンブースターを受けると顔の輪郭が変わるという期待ですが、土台を扱う施術と形をつくる施術は、結果の現れ方から違います。望む変化がキメなのか輪郭なのかを先に話せば、必要な施術と必要でない施術が早く分かれます。
| 区分 | 肌でするこ と | 合う悩み | カウンセリングで併せて見るもの |
|---|---|---|---|
| ヒロウェーブ | 肌の土台に直接届けるスキンブースター系 | 内側の乾燥、ざらつくキメ | 注入部位と量、内出血とむくみ |
| リジュランなどのスキンブースター | 水分・再生成分の供給、線維芽細胞の刺激 | 乾燥、ハリ低下 | 繰り返し回数と間隔 |
| ヒアルロン酸注入(フィラー) | ボリュームを満たして形をつくる | へこんだ頬、ほうれい線 | すぐ現れる結果と内出血 |
| サーマクールFLX・ウルセラ | 高周波・超音波で肌の下の組織を温める | たるみ、輪郭 | 痛みとむくみ、回復期間 |
表は左右にスクロールしてご覧ください。
まとめると 表面が乾燥してキメがざらつく肌ならヒロウェーブ側のカウンセリングが、たるみと輪郭が悩みならリフティングやフィラー側のカウンセリングが先です。両方あるなら、どちらを先にしてどれだけ間隔を空けるかを決めるのがカウンセリングの役割です。
カウンセリングで順番を先送りする場合
肌に炎症が起きているなら、注射より鎮静が先です。施術部位に感染や口唇ヘルペス、炎症性ニキビがあるなら施術前に医師へ伝える必要があります。妊娠・授乳中や自己免疫疾患がある場合、化粧品や医薬品に反応したことがある場合も同じです。この情報は施術を避ける基準でありながら、時期を調整する基準にもなります。
妊娠・授乳中や自己免疫疾患、アレルギー歴はカウンセリングで先にお伝えください。
ATTITUDE Clinicのコラムでも、施術前に伝えるべき項目として妊娠と授乳、自己免疫疾患、成分のアレルギー歴、施術部位の炎症を挙げています。米国皮膚科学会は、美容施術のカウンセリングで準備方法とリスク、回復期間、費用まで尋ねるよう勧めています。準備方法には日光への露出と服用中の薬、肌に塗る製品が含まれます。どの成分を何日前から避けるかは使う製品によって変わるので、カウンセリングでご案内します。
こんな状況なら

2か月後に結婚式や撮影があるとき
予定が決まっているなら、日付を先に伝えるのがよいです。内出血やむくみが残る期間は人によって違うので、大事な日と施術日の間に余裕を置いて計画します。回復が遅れる条件がないかも、その場で一緒に確認します。

継続してケアしたい30〜40代
1回で終えるより、間隔を空けて続ける側で相談します。何回、どれくらいの間隔がよいかは、肌の反応とこれまでの施術記録を見て決めます。次回の来院日を先に決めておくと、経過を比べやすくもなります。

敏感で赤くなりやすい肌
刺激に敏感な肌は、施術範囲を狭く始めます。赤みが長く続く方なら、その履歴を先に伝えてください。施術の強さと部位を調整する基準になります。

短い滞在中に1回で受けたいとき
滞在日程が短いと、経過を見られる日が限られます。出国前に確認できる最後の日を伝えていただければ、その範囲に合わせて計画を立てます。フライト日程と施術日が近づきすぎないよう調整するのもこのとき決めます。
カウンセリング前にお伝えください 最近の日光への露出、服用中の薬と肌に塗る製品、これまでの施術で赤みや内出血が長く続いた経験、結婚式や撮影などの大事な日付、妊娠・授乳の有無と持病です。
ATTITUDE Clinicはこのように進めます
- 肌状態の記録 AI肌分析で肌状態を記録し、整理します。分析ツールは情報を記録・整理するだけで、医学的診断は行いません。
- 院長カウンセリング 記録に悩みや生活習慣、これまでの施術経験を加え、何が必要で何が必要でないか、どの順番で行うかを決めます。
- 院長が直接施術 カウンセリングで決めた計画どおりに院長が施術し、施術中は肌の反応を見ながら強さを調整します。
- 経過確認とケア 回復の過程を見て、次の間隔とケア方法を一緒に決めます。
院長が自ら担う4つのステップ
診断機器の前から施術台の上まで、最初にカウンセリングした院長がそのまま担当します。

精密診断
独立した診断室で顔全体を撮影し、目では見えにくい肌の状態まで記録します。

肌分析
毛穴・色素・しわ・弾力の結果を院長が画面で一緒に確認し、何から始めるべきかを説明します。

1:1デザイン
肌と顔のバランス、望む変化やスケジュールまで踏まえて、施術と範囲を一緒に決めます。

院長による施術
カウンセリングした院長が個室の施術室で最初から最後まで施術します。途中で担当が変わることはありません。

「注射の痛みには、本気で向き合っています。」
イ・ドンフン共同院長
注射施術は、痛みが心配でためらう方が特に多くいらっしゃいます。そこで麻酔から薬剤まで、一つひとつ見直しました。
- 麻酔は丁寧に、時間はたっぷりと特殊な麻酔クリームが十分に効くよう、時間をたっぷり取ります。必要な施術や部位には麻酔注射を加えます。
- 細い針で、短時間で注射施術には細い針を使い、院長が自ら短時間で仕上げます。施術中も状態を見ながら調整します。
- 薬剤の構成まで考えます同じ施術でも薬剤によって感じる負担が変わることがあるため、その点まで考慮します。
麻酔の方法と使用の有無は、施術の種類・部位とご本人の状態により診察後に決まります。痛みの感じ方には個人差があります。
この流れはATTITUDE Clinicのコラムにまとめられた方式そのままです。ヒロウェーブと一緒に挙がる機器には、高周波を使うサーマクールFLX、超音波を使うウルセラ、微細ニードルで高周波を届けるポテンツァがあり、スキンブースター系はリジュラン・ジュベルックなどが料金表に載っています。どの機器と製品を使うかは肌状態を見てカウンセリングで決め、料金は項目ごとの単位で公開し、VATは別です。
施術後のケアと副作用
刺激を減らす 米国皮膚科学会は、別の指示がなければ施術部位を3日間触らないよう案内しています。洗顔と化粧は案内された範囲内で行います。
保湿 施術後は肌が乾燥しやすいので、普段使っている保湿剤をこまめに塗ります。新しい製品は肌が落ち着いてから使います。
紫外線対策 屋外活動のときは日焼け止めを用意し、強い日差しの下に長くいる予定は避けます。
経過確認 赤みとむくみが減る速さを見ながら、次の予定を決めます。
よくある反応は赤みと腫れ、押すと痛む感じ、内出血です。多くは数日以内に落ち着きます。まれに色素が一時的に暗くなったり明るくなったりする変化、水ぶくれ、注射後のしこり、やけどや瘢痕が生じることがあります。製品への反応で赤みやかゆみ、腫れ、刺激が出ることもあり、アレルギー反応が起きる場合もあります。赤みや腫れが数日たっても引かず広がる場合は、すぐにご連絡ください。 痛みがだんだん強くなるときや、しこりが触れるときも、待たずに確認が必要です。
よくある質問
何歳から受けられますか
年齢そのものを基準にはしません。カウンセリングでは肌の厚みと乾燥の程度、回復する力、これまでの施術への反応を見ます。若い方でも内側の乾燥が長く続いたならカウンセリングを始める理由は十分にあり、年齢が上でも炎症が起きていれば鎮静が先です。米国皮膚科学会が肌の状態と年齢、健康状態を合わせて見るよう示したのも同じ文脈です。結局は数字よりも、今の肌がどんな状態かが答えを決めます。
内側の乾燥でなくても受けられますか
乾燥が最も多い相談理由ですが、それだけを見るわけではありません。化粧が浮いてキメが粗い、同じ部位だけが妙にざらついて見えるといった悩みも相談の対象です。ただ、目標が輪郭やたるみならリフティングやフィラー側を先に見ます。どんな悩みかを話していただければ、それに合う施術を選ぶ順番が変わります。
ヒロウェーブとフィラーはどう違いますか
どちらも注射ですが、狙うものが違います。フィラーはへこんだ部分のボリュームを満たして形をつくり、多くはすぐに結果が見えます。スキンブースターは肌の土台の水分とキメを扱う側です。コラーゲンがつくり直されて生じる変化には時間がかかる点も、米国皮膚科学会の資料に書かれています。そのため当日の劇的な変化を期待すると、ずれが生じることがあります。
周期はどう決めますか
決まった数字を先に当てはめません。肌がこれまでの施術にどう反応したか、今の乾燥の程度がどうか、次に大事な予定があるかを合わせて見て間隔を決めます。最初のカウンセリングで翌日の日付まで決めにくければ、経過を見てから決めるほうがよいです。繰り返し回数と間隔は、同じ施術を受けても人によって違います。
クリニックは何を見て決めますか
施術前に肌状態と健康状態を合わせて確認するか、リスクと回復期間を説明するかから見ます。米国皮膚科学会は、自分の肌トーンと年代の患者をどれだけ扱ってきたか、準備とアフターケアをどう案内するかを尋ねるよう勧めています。料金が項目ごとに公開されているかも確認すべき点です。説明が具体的なほど、カウンセリングの後に残る疑問が減ります。
ひと目でわかるまとめ
| 項目 | ポイント |
|---|---|
| 施術の性質 | 肌の土台に直接届けるスキンブースター系 |
| 合う悩み | 内側の乾燥、ざらつくキメ |
| 年齢の役割 | 絶対的な基準ではなく参考項目 |
| 実際に分けるもの | 肌の厚み、再生スピード、これまでの施術への反応 |
| 先送りする場合 | 施術部位の炎症、妊娠・授乳、自己免疫疾患 |
| カウンセリングで決めること | 施術の順番、間隔、一緒に行う機器と製品 |
