オンダリフトを検討している方が最初に尋ねるのは痛みです。ある記事ではほとんど痛くないと書かれ、ある口コミでは熱くてほてると書かれていると、自分はどちらなのか見当がつきません。この記事では、オンダリフトが皮膚の内側で何をしているのかから始め、痛みを実際に決める条件と、麻酔をカウンセリングでどう合わせるのかまでを整理します。顔とボディのどちらを先に見るかを決めるカウンセリングの流れは別の記事で扱っているため、ここでは一行だけ触れて先に進みます。
まず結論から
痛みの程度は、機器の名前ではなく、その日に設定したエネルギーレベルと施術部位の神経密度、皮膚の厚さで決まります。オンダリフトは極超短波(マイクロウェーブ、皮膚表面ではなく組織の内側で熱をつくるエネルギー)を利用し、顔とボディのリフティングに使われる機器です。熱をつくるリフティングは、エネルギーレベルが高いほど、1か所に撃つ回数が多いほど熱刺激が強くなり、痛みも一緒に大きくなる傾向があります。麻酔は種類と範囲をカウンセリングで決め、施術中も皮膚の反応を見ながら強さを調整します。それなら「オンダリフトは痛いですか」よりも「自分の皮膚と部位に合わせて強さをどう設定しますか」のほうが、カウンセリングで役に立つ質問ではないでしょうか。
極超短波は皮膚の内側のどこに熱をつくるのか
ATTITUDE Clinic 施術案内を見ると、オンダリフトは極超短波を利用したリフティングで、顔とボディに分けて案内され、総エネルギー量をkJ単位で表示しています。同じリフティングでも、機器ごとに熱や超音波を伝える方式と、皮膚の内側のどこまで刺激を与えるかが異なります。

ATTITUDE Clinic リフティングコラムによると、ウルセラ(Ultherapy)とシュリンク(HIFU)は集束超音波で設定した深さに小さな熱点をつくり、サーマクールFLX(Thermage FLX)は高周波で真皮から皮下脂肪まで広く温める方式に近いといいます。オンダリフトはこの2つとはまた別の極超短波系なので、同じ強さで施術しても熱がつくられる位置と広がる範囲が異なります。痛みは結局、この熱がどこに、どれだけ長くとどまるかの問題につながります。
米国皮膚科学会の案内によると、皮膚の弾力を扱う施術全般には施術中にある程度の不快感があることがありますが、通常はその程度にとどまるといいます。特定の機器の痛みを述べた資料ではなく、弾力施術というカテゴリーに当てはまる案内です。同じ案内は、費用に保険が適用されないため事前に確認するよう付け加えています。
痛みを決める条件は強さ、部位、皮膚です
リフティングコラムは、施術ごと、部位ごとに痛みの差が特に大きい理由として、エネルギーレベルと部位ごとの神経密度を挙げています。エネルギーレベルが高いほど、また1か所に撃つショット数が多いほど、伝わる熱刺激が強くなります。たるみがはっきりしていて強いエネルギーが必要な場合と、予防目的で低いエネルギーを使う場合では、同じ機器でも体感が大きく異なります。
部位も結果を分けます。フェイスライン、頬骨、額、目元のように骨に近く神経が密なところは比較的敏感に感じられ、頬のように組織が厚いところは同じエネルギーでも弱めなほうです。そのため同じ回でも、顔のどこを通るかによって表情が変わります。
皮膚そのものの違いもあります。同じ施術を受けても結果が異なる理由を扱ったコラムによると、皮膚タイプ、皮膚の厚さと構造、再生速度は人によって異なり、同じ強さの施術でも感じる刺激と結果が分かれるといいます。皮膚が薄く、皮膚の内側の組織が密に満たされている場合には、同じ強さがより大きく感じられることがあります。
機器が痛みを減らすという言葉は、どこまで正しいのか
痛みの少ない機器を選ぶことに意味がないというわけではありません。ただ、同じ機器、同じ日の施術でも、総エネルギー量と部位の設定が違えば体感は変わります。施術案内では、オンダリフトの顔は40kJから120kJ、ボディは80kJから360kJの区間に分けて案内されているので、同じ名前の施術でもどの区間に設定されるかが痛みの話の半分を占めます。
同じオンダリフトでも、顔とボディは体感が同じではありません。部位の面積と組織の厚さが異なれば熱がとどまる時間も変わり、回ごとにどの部位へ時間を多く使うかも変わります。機器の名前だけでは自分の体感を予想しにくい理由です。
麻酔は何を決め、何を変えるのか
リフティングコラムは、痛みに敏感な場合はカウンセリングのときに伝えてほしいと案内し、麻酔方法はカウンセリングで案内すると明記しています。麻酔は痛みをなくすスイッチというより、計画したエネルギーを最後まで伝えるための準備です。麻酔の種類と範囲は、皮膚の状態と施術部位、その日に設定したエネルギーレベルによって変わります。
同じコラムは、施術部位の細かな強度調整と麻酔管理、施術中に皮膚の反応を見ながら調整する過程を、マニュアルでは埋められない領域だと説明しています。だからこそカウンセリングで「自分は痛みに敏感なほうだ」と先に伝えておくことが、計画の出発点になります。服用中の薬と皮膚に塗る製品も、麻酔計画と一緒に確認する項目です。
| 区分 | エネルギー方式 | 皮膚の内側ですること | 痛みで見るポイント |
|---|---|---|---|
| ウルセラ・シュリンク | 集束超音波(HIFU) | 設定した深さに小さな熱点をつくる | 深くひりひりする感覚と表現され、エネルギーレベルと部位によって差が大きい |
| サーマクール | 高周波(RF) | 真皮から皮下脂肪まで広く加熱 | 温かさが続く感覚、広い部位ほど時間と強度が影響 |
| オンダリフト | 極超短波(Microwave) | 皮膚の下の組織に熱をつくり、顔とボディのリフティングに活用 | 総エネルギー量(kJ)の区間と部位設定によって体感が変わり、カウンセリングで調整 |
表は左右にスクロールしてご覧ください。
まとめると オンダリフトの痛みは、機器が決めた固定値ではなく、その日の総エネルギー量と部位、皮膚の状態が一緒につくる値です。ですから「どのくらい痛いですか」よりも「自分の皮膚の厚さと部位に合わせて強さをどう設定できますか」と尋ねるほうが、実際の計画に反映されます。麻酔も同じカウンセリングで範囲と強度を決めます。
こんな状況なら

施術前日に飲み会がある、または鎮痛剤を先に飲む予定なら
当日のサウナと激しい運動、飲酒は避けるほうがよいです。鎮痛剤を先に服用することが痛みをどれだけ減らすかは、服用薬と施術計画によって変わるため、勝手に決めるよりカウンセリングで伝えるほうがよいです。服用歴は麻酔計画にも影響します。

以前の施術で痛みが長引いたことがあるなら
どの機器で、どの部位に、どれくらい強く受けて、いつまで痛かったかを覚えておくと、計画に反映できます。以前の施術記録(機器、ショットやkJ、製品、用量、日付、反応)を持参すると院長が検討します。同じ部位でも、強さと順序を変えて設定する余地が生まれます。

大切な撮影や式が2~3週間先なら
リフティングの後は、赤みとむくみ、圧痛が数日残ることがあります。日程が迫っている場合は、無理な強さよりも回復時間を先に計算して計画を立てます。日付をカウンセリングで伝えると、時期と強度を一緒に調整します。

顔とボディを同じ日に計画しているなら
部位が増えると、総施術時間とエネルギー総量も一緒に大きくなります。1日で終えるか、分けて進めるかは、皮膚の反応と回復の余裕を見て決めます。一度に進めるか分けるかによって、回復過程と体感が変わることがあります。
カウンセリングの前に伝えてください 最近の施術歴(機器、ショットやkJ、製品、用量、日付とそのときの反応)、服用中の薬と皮膚に塗る製品、以前の施術で痛みや赤み、あざが長引いた経験、皮膚が敏感になった時期とアレルギー反応の履歴、式や撮影のように日付が決まっている予定、最近の紫外線曝露です。
ATTITUDE Clinicはこのように進めます
AI皮膚分析の記録 — 皮膚の状態を記録して整理し、同じ情報を一緒に見ます。分析ツールは情報を記録して整理するだけで医学的診断はせず、解釈と判断は院長が行います。
院長カウンセリング — 分析記録に悩みや生活習慣、以前の施術経験を加え、組み合わせと順序、強度を決めます。痛みにどれくらい敏感か、麻酔オプションをどう設定するか、総エネルギー量をどの区間にするかもこの段階で一緒に決めます。
院長による直接施術 — 設計した計画どおりに院長が行い、施術中に皮膚の反応を見ながら調整します。カウンセリングで立てた計画と実際の施術がずれないようにするための流れです。
回復と管理 — 施術後の反応を確認し、次の来院のタイミングを決めます。価格は単位ごとに公開し、どの言語のページでも同じ金額で、付加価値税は別途です。
このテーマに関連して案内する機器は、オンダリフト(Onda · DEKA、極超短波)、ウルセラとシュリンク(HIFU集束超音波)、サーマクールFLX(RF高周波)です。熱を伝える方式と刺激が届く深さが互いに異なるため、同じ弾力の悩みでも何を先に使うかが変わります。
施術後の管理と副作用
鎮静 — 施術直後は熱刺激で赤みと微熱感が残ることがあります。冷却はむくみに役立つことがあり、方法は医療スタッフと確認します。
当日避けること — サウナと激しい運動、飲酒は当日避けるほうがよいです。
紫外線遮断 — 施術後数日は皮膚のバリアが一時的に弱まっているため、日焼け止めを普段より丁寧に塗ります。この時期の紫外線曝露は色素沈着につながることがあります。
経過確認 — 赤みとむくみがいつ落ち着くか、痛みが減るかを見ます。ほとんどは翌日からメイクなどの日常生活が可能です。
よくある反応は、赤み、むくみ、押すと痛い感じ(圧痛)、小さなあざ、一時的なしびれや感覚低下で、多くは数日以内に落ち着きます。まれにやけどや水ぶくれ、小さな瘢痕が生じることがあります。水ぶくれができたり、痛みがよくならずどんどん強くなったりする場合のように、予想と違う変化があれば、待たずに確認します。
よくある質問
オンダリフトは痛みがどのくらいですか?
機器ひとつで決まった数字があるわけではありません。リフティングコラムによると、エネルギーレベルが高いほど、1か所に撃つショット数が多いほど熱刺激が強くなり、痛みも一緒に大きくなります。オンダリフトは顔基準で40kJから120kJまで総エネルギー量で案内されるので、同じ「オンダリフト」でも総量が違えば体感が変わることがあります。フェイスラインや目元のように神経が密な部位はより敏感に、頬のように組織が厚い部位は弱めに感じるほうです。そのためカウンセリングでは、強さをどの区間に設定するかを先に確認します。
麻酔をすれば痛みは完全になくなりますか?
麻酔は痛みを0にする装置というより、計画したエネルギーを楽に伝えるための準備です。ATTITUDE Clinicは麻酔方法をカウンセリングで案内し、施術部位の強度調整と施術中に反応を見ながら調整する過程を、結果を分ける要素と考えています。麻酔の種類と範囲は、皮膚の状態、施術部位、その日のエネルギー設定によって変わります。痛みに敏感なほうなら、麻酔オプションとエネルギーレベルの調整を事前に相談すると計画に反映されます。
施術中に熱すぎたらどうしますか?
伝えていただくのが最も早い調整の合図です。リフティングは施術中に皮膚の反応を見ながら強度を調整する細部が結果を分ける領域なので、我慢して耐えるよりも伝えるほうがはるかに役立ちます。必要なら強さを下げたり、部位の順序を変えたりして進めます。開始前に痛みに敏感だと伝えておくと、最初の設定から変えて組むことができます。
施術後は何日間痛み、翌日は日常生活が可能ですか?
赤み、むくみ、圧痛、小さなあざ、一時的なしびれや感覚低下がよくあり、多くは数日以内に落ち着きます。リフティングコラムはダウンタイムを1~2日程度と見て、ほとんどは翌日からメイクなどの日常生活が可能だと案内しています。当日はサウナ、激しい運動、飲酒を避けるほうがよいです。痛みがよくならず、どんどん強くなる場合は、待たずに確認が必要です。
痛みをうまく管理するクリニックはどう選べばよいですか?
機器のリストよりも、カウンセリングで何を尋ね、施術中に調整ができるかを見ると判断の助けになります。以前の施術記録(機器、ショットやkJ、製品、用量、日付、反応)を検討してくれるか、エネルギーレベルと麻酔オプションを一緒に決めるか、敏感だという言葉を計画に反映するかが確認するポイントです。カウンセリングと施術を同じ人が行うと、計画と実行がずれる余地が減ります。価格が単位ごとに公開されていて、どの項目が含まれる金額かを説明してくれるかも一緒に見るとよいです。
ひと目でわかるまとめ
| 項目 | ポイント |
|---|---|
| オンダリフトの方式 | 極超短波で皮膚の下の組織に熱をつくるリフティング、顔とボディに適用 |
| 痛みを決めるもの | エネルギーレベル、1か所に撃つ回数、部位ごとの神経密度、皮膚の厚さ |
| 総エネルギー量 | 顔40~120kJ、ボディ80~360kJの区間で案内(付加価値税別途) |
| 麻酔 | 方法と範囲をカウンセリングで決め、施術中に反応を見ながら調整 |
| よくある反応 | 赤み、むくみ、圧痛、小さなあざ、一時的なしびれ、多くは数日以内に落ち着く |
| すぐ確認するサイン | よくならず強くなる痛み、水ぶくれのように予想と違う変化 |
