サーマクールについて調べていると、同じ名前なのにクリニックごとに説明や料金が違い、戸惑うことがあります。「国産サーメージ」という言葉を聞いたり、純正チップを目の前で開封すべきだという話を聞いたりすることもあります。この記事では、サーマクールという名前が実際に何を指すのか、機器とチップが純正かどうかをカウンセリングの場で何から確認すればよいのかを整理します。

まず結論から

サーマクールとは、特定の製造元(Solta Medical)が製造する高周波(RF)リフティング機器のブランド名です。ATTITUDE Clinicの施術・料金案内にもサーマクール Thermage FLX · Soltaと表記されています。Thermageは製品名なので、「国産サーメージ」は同じ高周波方式で作動する他社製機器を指す表現として使われます。純正の確認は、機器の製造元とモデル名、施術に使うチップがどれか、目元の施術であれば眼球保護具の素材まで確認することから始まります。結果と費用はショット数、エネルギー量、皮膚の厚さと施術者の熟練度によって変わります。

「サーマクール」は機器の名前でしょうか、施術の名前でしょうか?

サーマクールは、高周波エネルギーで皮膚の内側を温めるリフティング施術を指す名前としてよく使われます。DermNetの資料によると、サーマクール施術は電極チップ(ThermaTip)で高周波エネルギーをコラーゲン層に届け、この熱がコラーゲンを収縮させ、約6か月をかけて新しいコラーゲンが育つとされています。コラーゲンは皮膚をハリのある状態に支えるタンパク質で、年齢とともに減ると小じわやたるみが生じます。

皮膚の断面に電極チップが当てられ熱が広がる様子

高周波を使う方式そのものはATTITUDE Clinicのコラムでも説明しています。サーマクールは電気エネルギーが皮膚組織を通るうちに熱へ変わり、真皮から皮下脂肪層まで広く温める方式で、超音波を1点に集めるウルセラ(Ultherapy)・シュリンク(HIFU)とは熱が届く深さと範囲が異なります。同じ「リフティング」という言葉の下にあっても、皮膚の内側で起きていることはそれぞれ違います。

ここで「国産サーメージ」という表現が出てきます。Thermageは製造元が付けた製品名なので、他社製の高周波機器をサーマクールと呼ぶと、機器の世代やチップの構成が変わることがあります。ATTITUDE Clinicの施術・料金案内には、高周波リフティングの項目がサーマクール Thermage FLX · SoltaとXERF(高周波)· ルートロニックに分かれています。機器名を聞いたときに、どの製造元のどのモデルなのかを確認する理由はここにあります。

純正の機器とチップは何で確認するのでしょうか?

確認は3つから始まります。1つ目は、機器本体に表示された製造元とモデル名です。2つ目は、施術に使うチップがどれかです。DermNetの資料でサーマクールが電極チップで高周波を届けるとされているように、チップはエネルギーを皮膚に伝える消耗品です。3つ目は、目元の施術であれば眼球保護具の素材です。

米国FDAの医療機器有害事象報告には、サーマクール施術後に眼のやけどが発生した事例が掲載されています。この報告で製造元は、プラスチック素材の眼球保護具を適切なサイズで使用すべきであり、金属製の保護具は高周波熱を眼に直接伝える可能性があるためサーマクールには適さないと強調しています。保護具は製造元が標準で提供する物品ではないため、目元の施術を控えているなら、カウンセリングでどの保護具を使うのかを確認できます。

同じ報告は、施術に使用されたチップが評価のために返却されず、原因の確認が難しかったと記しています。使用したチップと機器の記録が残っていれば、問題が起きたときに確認がしやすくなります。カウンセリングの場で、チップが患者の目の前で開封されるか、チップ番号と有効期限を確認できるか、施術記録がどのように残るかを尋ねることが役立ちます。

同じサーマクールなのに、なぜ結果と費用が変わるのでしょうか?

結果を分ける1つ目の要因は、始める時点の皮膚の状態です。ATTITUDE Clinicのコラムでは、皮膚タイプ、皮膚の厚さと構造、コラーゲンを新しく作り出す再生速度が人によって違うとしています。同じ年齢、似た悩みでもスタートラインが違えば、同じ施術への反応も変わります。

2つ目は設計です。DermNetの資料によると、サーマクールの結果は予測が難しく、ある人には効果が現れないこともあります。施術直後や数週間のうちに変化を見る人もいれば、2~3か月が過ぎてから変化を感じる人もいます。新しいコラーゲンは施術後6か月まで育つため、その期間まで変化が続くことがあります。

3つ目はショット数とエネルギー量、部位への配分です。DermNetの資料は、施術時間が治療部位とチップが通過する回数によって変わるとしています。顔の大きさや悩みの部位が違えば、同じ600ショットでも頬、輪郭、ほうれい線まわりへの分け方が変わります。ATTITUDE Clinicのコラムでも、同じ分析結果であっても組み合わせや順序、強度は人によって変えて決めるべきだと指摘しています。

費用の差も同じ文脈です。チップは消耗品なので、ショット数が増えれば使用量と施術時間も一緒に増えます。ATTITUDE Clinicの施術・料金案内でサーマクールが600ショットと900ショット、アイサーマクールが225ショットと450ショットに分かれているのも、この構成の違いを反映しています。数字だけを見て安いと判断するより、どの部位に何ショットを配分するのかを合わせて見るほうが正確です。

表1 同じサーマクールなのに、なぜ結果と費用が変わるのでしょうか?
区分 伝達方式 主に合う悩み 確認する点
サーマクール Thermage FLX · Solta 単極性高周波で真皮から皮下脂肪層まで広く加熱 顔全体のハリ、キメ、広い部位 製造元とモデル名、ショット数、チップの使用方法
アイサーマクール Thermage Eye 目元専用チップで高周波を伝達 目元の小じわ、目元のハリ 眼球保護具の素材とサイズ、チップの構成
XERF(高周波)· ルートロニック 単極性高周波リフティング 広い部位のハリ管理 製造元とモデル名、エネルギー設定
ウルセラ(Ultherapy)· Merz HIFUで真皮からSMAS設定深度に小さな熱点 深いたるみ、輪郭リフティング カートリッジの深さ、部位別の設計

表は左右にスクロールしてご覧ください。

まとめると サーマクールという名前より、機器の製造元とモデル、施術に使うチップ、目元であれば眼球保護具の素材を先に確認することが純正確認の出発点です。ショット数とエネルギー量は顔の大きさや皮膚の厚さ、悩みの部位に合わせて決まるため、数字だけで比べることはできません。

痛みと回復はどこまで見るべきでしょうか?

DermNetの資料によると、サーマクール施術は通常、局所麻酔や鎮静剤、鎮痛剤を必要としません。施術中は熱感と痛みの程度を医療スタッフに伝え、それに応じて高周波レベルを上げたり下げたりします。施術時間は部位とチップが通過する回数によって1~2時間ほどかかることがあります。

ATTITUDE Clinicのコラムでは、痛みの個人差が大きい理由をエネルギー量と部位別の神経密度で説明しています。エネルギー量が高いほど、1つの部位に撃つショット数が多いほど痛みが大きくなります。輪郭、頬骨、額、目元のように骨に近く神経が密集した部位はより敏感に感じられ、頬のように組織が厚い部位は同じエネルギーでも痛みが少ない傾向があります。

施術直後は赤みとむくみが残ることがあります。DermNetの資料は、赤みとむくみが1~2時間、長くて数日続くことがあり、メイクで隠せるとしています。同じ資料は、サーマクールの報告された副作用発生率が1%未満であり、よくある副作用としてむくみと赤み、まれにやけどや水ぶくれ、瘢痕のリスクを挙げています。

韓国語のATTITUDE Clinicのコラムでは、よくある副作用として赤み、腫れ、小さな内出血、一時的なしびれと感覚低下を挙げ、通常は数日以内に落ち着くとしています。まれにやけど、水ぶくれ、小さな瘢痕、一時的な顔面筋の弱まり、望まない脂肪層のボリューム減少が生じることがあります。水ぶくれやだんだん強くなる痛みなど、予想と違う症状があればすぐに診療を受けます。

アイサーマクールはなぜ別に確認する必要があるのでしょうか?

目元は皮膚が薄く、眼という構造が近いため、他の部位より確認することが多くなります。米国FDAの医療機器有害事象報告に掲載された事例では、施術中に眼球保護具を使用したにもかかわらず眼のやけどが発生し、施術後に2日間眼が赤く腫れたあと、かさぶたができて痛みがあったと記されています。1つの事例報告なので、サーマクールの目元施術でよく起きることだと一般化はできません。

同じ報告で製造元は、サーマクール施術時はプラスチック素材の眼球保護具を適切なサイズで使用すべきであり、金属製の保護具は高周波熱を眼に直接伝えて損傷を与える可能性があると強調しています。保護具は製造元が標準で提供しないため、クリニックがどの保護具を用意するのかが確認するポイントです。ATTITUDE Clinicの施術・料金案内には、目元用としてアイサーマクール Thermage Eyeが225ショットと450ショットの構成で案内されています。

DermNetの資料は、サーマクールがレーザー施術と違い、さまざまな皮膚タイプでよく機能するとしています。ただし目元のように薄い部位は、エネルギー設定と保護具の準備が結果と安全を左右するため、カウンセリングでこの2つを別に確認するほうがよいです。

こんな状況なら

鏡の前でメイクブラシで化粧する女性と、後ろの椅子の上のバッグと靴

結婚式・撮影などの予定の前

施術直後は赤みとむくみが1~2時間、長くて数日残ることがあるため、大切な予定とは間隔を空けて計画します。撮影が近い場合は、赤みが落ち着く時間を考慮して施術日を決め、メイクが可能になる時点も合わせて確認します。

2人がカウンセリングテーブルに並んで座り、手で説明している様子

継続的に管理したいとき

DermNetの資料は、サーマクールの利点が5~10年まで続く可能性があると見る一方、時間が経たないとわからないと付け加えています。ATTITUDE Clinicのコラムでは、繰り返しの時期をおよそ1年前後を目安に経過を見て決めると案内しています。1回の施術というより、個人別設計という考え方で捉えるほうがよいです。

手袋をした手が女性の頬の近くに触れている様子

敏感、または赤くなりやすい皮膚

DermNetの資料は、サーマクールがさまざまな皮膚タイプによく合うとしていますが、赤みとほてりが残る程度はエネルギー量によって個人差があります。ATTITUDE Clinicのコラムでも、痛みに敏感な場合はカウンセリング時に麻酔の選択肢とエネルギー量の調整を事前に相談するよう案内しています。

キャリーケースを引きながら待合室で医療スタッフと挨拶する2人の女性

短い滞在中の海外からの訪問者

施術時間そのものは1~2時間ほどで、ほとんどは翌日からメイクなどの日常生活が可能です。滞在日程が短い場合は、施術後の経過を確認する時点と次回の来院時期をカウンセリングで一緒に決めておくのがよいです。

カウンセリングの前に教えてください 最近の紫外線曝露、服用中の薬と使用中のスキンケア成分(レチノール、酸成分など)、以前の施術での反応、結婚式や撮影などの大切な予定、以前の施術記録(機器、ショット数、用量、日付、反応)をお伝えいただくと、カウンセリングが具体的に進みます。

ATTITUDE Clinicではこのように進めます

  1. 皮膚分析カメラで頬を撮影する女性と、隣で案内する医療スタッフ
    AI皮膚分析の記録 — 皮膚の状態を記録・整理し、医師と同じ情報を一緒に見ます。分析ツールはカウンセリングを助ける参考資料であり、医学的診断は行いません。ATTITUDE Clinicのコラムでも、判断は院長が行うとしています。
  2. カウンセリングデスクで顔の図を指して説明する医療スタッフと、話を聞く女性
    院長カウンセリング — 分析記録に悩み、生活習慣、以前の施術経験を加え、必要なものと必要でないもの、組み合わせと順序、強度を一緒に決めます。機器の製造元とモデル、ショット数、チップの使用方法もこの場で確認します。
  3. 施術台に横たわる女性の輪郭に医療スタッフが高周波機器を当てている様子
    院長による直接施術 — 設計した計画どおりに院長が直接行い、施術中は皮膚の反応を見ながら調整します。カウンセリングで立てた計画と実際の施術がずれないようにするためです。
  4. 施術室で患者の頬を確認する医療スタッフと、脇の台の上の小さな鏡と化粧品容器
    回復とケア、経過確認 — 施術後のケアと次回の来院時期を案内します。繰り返しの時期は経過を見ておよそ1年前後を目安に決めます。

このテーマに関連してATTITUDE Clinicの施術・料金案内に案内されている機器は、サーマクール Thermage FLX · Solta、アイサーマクール Thermage Eye、XERF(高周波)· ルートロニック、ウルセラ(Ultherapy)· Merz、シュリンク(HIFU)· Classysです。料金は単位ごとに公開し、付加価値税は別途です。

施術後のケアと副作用

  1. ベッドに横たわり頬に冷却パックを当てる女性と、手袋をした人の手
    鎮静 — 施術直後は冷やすことがむくみに役立つことがあります。当日のサウナや激しい運動、飲酒は避けます。
  2. 鏡の前で頬に日焼け止めを塗る女性の手とドレッサー
    紫外線対策 — 施術後数日間は日焼け止めを普段より丁寧に塗ります。この時期の皮膚は防御バリアが一時的に弱まっているため、色素沈着を防ぐためです。
  3. バッグを掛けた女性がドアを開けて外へ歩き出す様子
    日常生活への復帰 — ほとんどは翌日からメイクなどの日常生活が可能です。赤みとほてりが残る程度はエネルギー量によって個人差があります。
  4. 手鏡を持って頬を確認する女性
    経過確認 — むくみと赤みが数日以内に落ち着くか、痛みがだんだん強くなっていないかを見ます。予想と違う変化があればすぐに診療を受けます。

よくある副作用は赤み、腫れ、小さな内出血、一時的なしびれと感覚低下で、通常は数日以内に落ち着きます。DermNetの資料は、サーマクールの報告された副作用発生率が1%未満で、むくみと赤み、まれにやけどや水ぶくれ、瘢痕のリスクがあるとしています。韓国語のATTITUDE Clinicのコラムでは、まれにやけど、水ぶくれ、小さな瘢痕、一時的な顔面筋の弱まり、望まない脂肪層のボリューム減少が生じることがあると案内しています。目元の施術ではFDA報告のように眼のやけど事例がまれに報告されているため、眼球保護具の素材とサイズが確認するポイントです。水ぶくれができる、痛みがだんだん強くなる、視野の異常や眼の痛みがある場合は、待たずに診療を受けます。

よくある質問

「国産サーメージ」という言葉はどこまで正しいのでしょうか?

サーマクールはSolta Medicalが製造する高周波リフティング機器のブランド名です。ATTITUDE Clinicの施術・料金案内には、サーマクールとXERF(高周波)がそれぞれ異なる製造元名とともに表記されています。国内メーカーの高周波機器を「国産サーメージ」と呼ぶのは、ブランド名を一般名のように使った表現に近いものです。機器名を聞いたときに製造元とモデルを確認すれば、どの機器なのかがはっきりします。同じ高周波方式でも熱が届く深さやチップの構成が異なることがあり、名前だけで同じ施術だと断じることは難しいです。

純正の機器とチップかどうかはどう確認しますか?

機器本体の製造元とモデル名、施術に使うチップ、目元の施術であれば眼球保護具の素材を確認します。チップはエネルギーを皮膚に伝える消耗品なので、施術ごとに交換されます。チップが患者の目の前で開封されるか、チップ番号と有効期限を確認できるか、施術記録がどのように残るかも尋ねることができます。FDA報告のように、使用したチップが残っていないと、問題が起きたときに確認が難しくなることがあります。目元の施術は、プラスチック製の保護具を適切なサイズで使うかが別の確認事項です。

ショット数が多いほどよいのでしょうか?

ショット数が多いからといって結果が比例してよくなるわけではありません。DermNetの資料は、施術時間が治療部位とチップが通過する回数によって変わるとし、結果を予測するのは難しいと付け加えています。顔の大きさ、皮膚の厚さ、悩みの部位が人によって違うため、同じ600ショットでも配分の仕方が変わります。ATTITUDE Clinicのコラムでも、同じ分析結果であっても組み合わせや順序、強度は変えて決めるべきだと指摘しています。どの部位に何ショットを使うのか説明を聞いて決めるほうがよいです。

サーマクールはどのくらい痛く、回復はどうでしょうか?

DermNetの資料によると、通常は局所麻酔や鎮静剤なしで進め、施術中に熱感と痛みの程度を伝えると高周波レベルを調整します。ATTITUDE Clinicのコラムでは、エネルギー量が高いほど、神経が密集した部位ほどより敏感に感じると説明しています。赤みが残る程度と回復の速さは、皮膚の厚さ、再生力、エネルギー量によって変わります。施術直後は赤みとむくみが1~2時間、長くて数日残ることがあり、ほとんどは翌日から日常生活が可能です。痛みに敏感な場合は、カウンセリング時に麻酔の選択肢とエネルギー量の調整を事前に相談します。

サーマクールが上手なクリニックはどう選びますか?

機器の製造元とモデル、チップの使用方法、目元施術の眼球保護具の準備を説明してくれるかを見ます。ショット数をどの部位にどう配分するかを具体的に説明するかも確認するポイントです。ATTITUDE Clinicのコラムでは、分析記録、カウンセリング、施術を同じ流れでつないでいくかが結果に影響すると説明しています。カウンセリングで以前の施術記録を検討し、必要なものと必要でないものを一緒に決めているかも見ることができます。結果を保証する場所より、確認すべきことに明確に答える場所のほうが判断の助けになります。

ひと目でわかるまとめ

表2 ひと目でわかるまとめ
項目 ポイント
サーマクールの正体 Solta Medicalが製造する高周波リフティング機器のブランド名
「国産サーメージ」 ブランド名ではなく、他社製の高周波機器を総称する表現
純正の確認 機器の製造元とモデル、チップの使用方法、目元施術の眼球保護具の素材
結果を分けるもの ショット数、エネルギー量、皮膚の厚さ、部位への配分、施術者の熟練度
痛みと回復 通常は麻酔なしで進行、赤みとむくみは1~2時間または数日、翌日から日常復帰
繰り返しの時期 経過を見ておよそ1年前後を目安に医師が決定