イン�モードとシュリンクを並べて検索していると、2つの名前が同じ天秤に乗っているように見えます。どちらがより強く、どちらがより痛いのか、なぜ価格差があるのか気になります。ところが実際にカウンセリングを受けると、一方はブランド名のように、もう一方は特定の機器名のように使われていて、比較しにくいものです。この記事では、2つの名前がどこで分かれるのか、その違いが皮膚の中で何を意味するのかを整理します。
まず結論から
イン�モードという名称は高周波(RF、電気エネルギーが組織を通る際に熱へ変わる方式)機器群をまとめて呼ぶブランド名に近く、シュリンクは超音波(HIFU、高強度集束超音波)エネルギーを1点に集める特定の機器名です。2つの名前を「どちらが優れているか」と並べても答えが出にくい理由はここにあります。比較すべき軸は、熱を作る方式、熱が到達する深さと範囲、そしてその熱をどの強さで何回照射するかです。この3つが決まれば、どんなたるみにどちらが合うのかも自然に導かれます。
名称が指す範囲が異なります
イン�モードは1つの施術名ではなく、高周波を使う複数の機器をまとめて呼ぶブランド名として通っています。同じブランドの中でも、皮膚表面を広く温める方式と、微細な針で真皮に直接高周波を伝える方式に分かれています。後者の方式は、ATTITUDE Clinicが毛穴・傷跡の項目でポテンツァ(Potenza)として案内する原理と同じです(施術および料金のご案内)。同じ高周波でも、どこに熱を入れるかによって狙う層と目標が変わります。

シュリンクは逆に、機器名がそのまま施術名になる側です。ATTITUDE Clinicの施術案内では、シュリンク(HIFU)はクラシス社の機器として、300ショットを1単位として案内されています。ショットという単位が付くということは、同じシュリンクでもどれだけ照射するかが施術内容の一部だという意味です。ですから「イン�モード vs シュリンク」という質問はブランドと機器を比べることになり、実際にはそれぞれどのモデルでどの設定で入るかのほうがはるかに重要な情報になります。
高周波と超音波では、皮膚の中で行うことが異なります
リフティングで熱が向かう目標は、たるみを支えるSMAS層です。SMAS層は真皮より深いところにある、衣類の裏地のように顔の筋肉と皮膚を支える薄い膜です。年を重ねてこの膜が伸びることが、たるみの主な原因の1つに挙げられます。超音波系と高周波系は、この層にアプローチする方式が互いに異なります。
超音波系はレンズで光を集めるようにエネルギーを皮膚の中に集め、カートリッジごとに真皮からSMAS層まで設定した深さに小さな熱点を作ります(ウルセラ・シュリンクとサーマクール、同じリフティングでも原理が違う?)。深い層を点で押すという表現がよく合います。一方、高周波系は電気エネルギーが組織を通る際に摩擦熱のように熱い熱に変わり、真皮から皮下脂肪層まで広い面積を一度に温めます。1点を貫く代わりに面を覆う方式です。どちらの方式もコラーゲン(皮膚をハリのある状態で支えるタンパク質)をわずかに収縮させ、徐々に再形成を始めさせると説明されます。
ではなぜこの違いが重要なのでしょうか?深くはっきりしたたるみには、設定した深さに熱を集める方式が、広い部位の弾力低下には面を温める方式がより合うからです。そのため2つの系統を同じ日に分けて使うこともあれば、順番をつけて進めることもあります。同じ顔に2つの系統を重ねて使う判断も、皮膚の状態を見て決めます。
同じ名前でも設定で分かれます
変化が現れる流れも系統ごとに異なります。超音波系は施術直後に大きな変化を感じにくく、変化がある場合はおおむね2〜3か月にかけて徐々に現れます。高周波系は初期に硬い感じがすることがありますが、その一部はむくみによるもので、この感じが落ち着いた後に追加の変化がおおむね2〜6か月にかけて現れます。どちらの流れも人によって異なって現れます。
同じ機器、同じ名前でも結果が分かれる理由は別にあります。皮膚が薄いか厚いか、皮膚の中の組織がどれほど密か、コラーゲンを新しく作り出す力がどれだけ残っているかが人によって異なるからです(同じ施術を受けてもなぜ結果は違うのか?)。同じ強さで同じ部位を施術しても、始まる状態が違えば体感の時期と程度は変わります。
設定も結果を左右します。超音波系はどのカートリッジでどの深さに、高周波系はどのチップでどの範囲に、そしてそれぞれ何ショットを入れるかが施術の内容を成します。ですから「シュリンク300ショット」という表記は、同じ機器を使うという意味にすぎず、他の機器の同じショット数と同じ結果を意味しません。ショット数は熱を入れる回数であり、到達深度や狙う層まで同じだという表示ではありません。
痛みと回復は設定と部位が決めます
リフティングは他の施術に比べて、人によって、部位によって痛みのばらつきが大きいほうです。最も大きな理由は、エネルギーレベルと部位別の神経密度です。エネルギーが高いほど、1つの部位に照射するショット数が多いほど熱刺激が強くなり、痛みも一緒に大きくなります。たるみがはっきりしていて強いエネルギーが必要な場合と、予防目的で低いエネルギーを使う場合は、同じ名前の施術でも体感が大きく異なることがあります。
部位で見ると、あごライン、頬骨、額、目の周りのように骨に近く神経が密なところはより敏感に感じられ、頬のように組織が厚いところは同じエネルギーでも少なめです。感じ方の質も異なります。超音波系は深い層まで瞬間的に入り込み、深く熱い感じとして、高周波系は表面近くを広く温め、ほんのり温かく持続する感じとして表現されます。
| 区分 | 高周波(RF)系 — イン�モード・サーマクールとしてまとめられる方式 | 超音波(HIFU)系 — シュリンク・ウルセラ |
|---|---|---|
| 熱を作る方式 | 電気エネルギーが組織を通る際に熱へ変わる | 超音波を1点に集めて小さな熱点を作る |
| 到達深度と範囲 | 真皮〜皮下脂肪を広く | カートリッジごとに真皮〜SMASの設定した深さに点で |
| 体感 | ほんのり温かく持続する感じ | 深く熱い感じ、部位・強さによってばらつき |
| よく合う悩み | 広い部位の弾力低下、肌のキメ | あごライン・目の周りのように局所的に深いたるみ |
表は左右にスクロールしてご覧ください。
まとめると 2つの名前は同じカテゴリの競合製品ではなく、熱を作る方式が異なる2つの系統を指す言葉です。カウンセリングで確認すべきことは、どのブランドかではなく、どの方式でどの深さにどの強さで入るかです。この情報があってこそ、持続期間と回復計画も一緒に立てられます。
こんな状況なら

あごラインのたるみと広い部位の弾力低下が一緒に気になるとき
深い層は超音波系で、広い面は高周波系でと分けてアプローチする組み合わせをカウンセリングで検討できます。一度に進めるか、順番をつけて分けるかは、皮膚が回復する力とスケジュールの余裕を一緒に見て決めます。どちらを先にするかは、顔で目立つポイントがどこかによって変わります。

痛みに敏感だったり回復期間が短いとき
エネルギーレベルと麻酔方法をカウンセリングで一緒に調整します。痛みが心配だという事実を先に伝えていただければ、部位ごとに強さを分ける方式も検討できます。ほとんどの場合、翌日からメイクと日常生活が可能な範囲で進められます。

撮影やイベントの予定が近いとき
超音波系は変化がおおむね2〜3か月にかけて徐々に現れるため、予定が数週間先であれば、その間に大きな変化を期待するのは難しいです。高周波系の初期の硬い感じはむくみが混ざっているため、予定直前言わず余裕をもって配置するほうがよいです。施術の時点と次の来院時期をスケジュールに合わせて一緒に決めます。

敏感だったり赤くなりやすい皮膚のとき
赤みが長く残るほうであれば、強さと範囲を下げて分けて進める側を検討します。最近の紫外線曝露と使用中のスキンケア成分も一緒に確認します。以前の施術で反応が長く残った経験がある場合は、その内容が計画に反映されます。
カウンセリング前に教えてください
- 最近の紫外線曝露と屋外活動の程度
- 服用中の薬と使用中のスキンケア有効成分(レチノール、酸成分など)
- 以前のリフティング・レーザー・注射施術の機器、ショット数や容量、日付、そのときの反応
- 撮影、イベント、旅行のように回復期間を空けておくべき予定
ATTITUDE Clinicはこのように進めます

AI皮膚分析の記録 — 皮膚の状態を記録し整理して、医師と同じ情報を一緒に見ます。このツールは情報を記録・整理する参考資料であり、医学的診断は行いません。判断は院長が行います。

院長カウンセリング — 分析記録に悩みと生活習慣、以前の施術経験を加えて、どの方式が必要か、どの組み合わせと順序と強度で進めるかを一緒に決めます。クリニックの案内によれば、必要なものと必要でないものを一緒に決めることが原則です。

院長による直接施術 — カウンセリングで立てた計画どおりに院長が施術し、施術中に皮膚の反応を見ながら強度を調整します。設計と実行がずれないようにするための流れです。

単位料金の案内 — 施術案内はショットやkJのような単位ごとに料金を公開しており、どの言語のページでも同じ料金で、付加税は別途です。
このテーマに関連してATTITUDE Clinicが案内する機器は、シュリンク(クラシス)、サーマクールFLX(Solta)、ウルセラ(Merz)です。どの系統が合うかは、たるみの程度と希望する部位を診断した後に決めます。
施術後のケアと副作用

鎮静 — 施術直後は熱刺激で微細な赤みと微熱感が残ることがあります。冷却がむくみに役立つことがあり、当日のサウナと激しい運動、飲酒は避けるほうがよいです。

保湿 — 熱を受けた皮膚は一時的に乾燥しやすいため、保湿を普段より心がけます。こする方式のマッサージより保湿中心に管理します。

紫外線遮断 — 回復中の皮膚は紫外線により敏感で、色素沈着なく経過させるには遮断が重要です。数日間は普段より丁寧に塗るほうがよいです。

経過確認 — 赤みとむくみ、押したときに痛む感じがいつ落ち着くかを記録しておくと、次の来院で強さを決めるのに役立ちます。
よくある反応はむくみ、赤み、微熱感、小さな内出血、一時的なしびれと感覚低下であり、おおむね数日以内に落ち着きます。より長く続く場合もあります。まれにやけどや水ぶくれ、小さな傷跡、一時的な顔面筋力低下、望まない脂肪層のボリューム減少が生じることがあるため、エネルギーレベルと深さを正確に設定する過程が重要です。水ぶくれができたり、だんだん強くなる痛みのように予想と異なる症状が現れたら、待たずにすぐ受診されることをおすすめします。
よくある質問
イン�モードとシュリンク(ハイフ)のうちどちらがよいですか?
より優れたほうを決める質問ではなく、どの方式が自分の顔に合うかを決める質問に近いです。イン�モードとしてまとめられる高周波系は広い面を温めることに、シュリンク(HIFU)に代表される超音波系は設定した深さに熱点を作ることに強みがあります。たるみが深く局所的か、広い部位の弾力が悩みかによって答えが変わります。アメリカ皮膚科学会も、リフティング手術なしで皮膚を引き締める方法は複数あり、それぞれの方法に慣れた専門家が悩みに合う選択を決めることが重要だと案内しています(AAD: 皮膚弾力施術の複数のアプローチ)。
シュリンク300ショットとウルセラ300ショットは同じ効果ですか?
ショット数が同じでも同じ結果を意味しません。ウルセラとシュリンクは同じHIFU系ですが、熱が到達する深さとエネルギーを照射する方式に違いがあります。ショット数は熱を入れる回数を数える単位であり、狙う層と一度に伝達されるエネルギーは機器とカートリッジの設定で決まります。ですから比較するときは、ショット数とともにどの深さにどの強さで入るかを見るべきです。
2つの施術を同じ日に受けてもよいですか?
可能であり、深い層と広い面を分けて一緒に使うこともあります。ただし同じ日に進めるか間隔を置いて分けるかは、皮膚の状態によって変わります。回復に使える時間と次の予定までを一緒に置いて順序を決めるほうがよいです。一度に進めるか分けるかによって回復過程と体感が変わることがあり、全体の計画を先に立ててから始めます。
痛みはどちらのほうが強いですか?
系統よりも設定が体感をより大きく左右します。エネルギーレベルが高いほど、ショット数が多いほど強くなり、あごラインや目の周りのように神経が密な部位はより敏感に感じられます。超音波系は深く熱い感じとして、高周波系はほんのり温かく持続する感じとして表現されることが多いです。痛みに敏感であれば、カウンセリングで麻酔方法と強さの調整を一緒に話すほうがよいです。
クリニックを選ぶとき何を確認すべきですか?
結果が施術を設計し施行する人の経験に大きく左右されるため、カウンセリングでいくつかを直接尋ねることが役立ちます。アメリカ皮膚科学会は、施術前のカウンセリングで目標は何か、耐えられる回復期間とリスクはどの程度か、似た皮膚タイプと年齢の患者をどれだけ治療してきたか、この施術が自分の悩みに合う選択か、回復期間はどれくらいかかるかを確認するよう勧めています(AAD: 美容施術前のカウンセリングで確認すべき質問)。また、どの機器でどの深さに何ショットを入れる計画か、必要なものと必要でないものは何かも一緒に尋ねることをおすすめします。
ひと目でわかるまとめ
| 項目 | ポイント |
|---|---|
| 名称の性格 | イン�モードは高周波系機器群をまとめるブランド名、シュリンクは超音波系の特定機器名 |
| 熱を作る方式 | 高周波は広い面を温め、超音波は設定した深さに小さな熱点を作る |
| 体感 | 高周波はほんのり温かく持続、超音波は深く熱く、強さと部位によってばらつく |
| 結果が分かれる要因 | 皮膚タイプ・厚さ・再生速度、カートリッジとチップ、エネルギーレベル、ショット数 |
| 変化の時期 | 超音波系はおおむね2〜3か月にかけて徐々に、高周波系は初期の硬い感じの後、2〜6か月にかけて追加の変化 |
| カウンセリングで決めること | どの系統をどの組み合わせと順序、強度で進めるかと次の来院時期 |
