リフティングを調べ始めると、オンダとチタニウムという名前をほぼ同じ場所で目にします。どちらも麻酔の負担が少なく、施術直後から日常に戻れるという説明で紹介され、エネルギーの総量を記す単位までkJで同じなので、「どちらが良いか」だけが残りがちです。この記事では、2つの施術がエネルギーでどう分かれるのか、カウンセリングで何を同じ表に並べて決めるのか、施術後に何を見ながら待つのかを順に整理します。

まず結論から

オンダとチタニウムは同じ系列の機器ではなく、エネルギーの種類が異なる2つのリフティングです。ATTITUDE Clinicの料金表は、オンダを極超短波を利用したリフティング、チタニウムを3波長レーザーを利用したリフティングとして分けて記載し、どちらの項目も顔とボディを別々に設けています。そのためカウンセリングで決めるのは「どちらの機器が優れているか」ではなく、自分が変えたい変化は何か、どの部位か、回復にどれだけの時間を使えるかです。目的と部位、総エネルギー量(kJ)、回数と間隔、費用の単位、安全確認の項目を1枚に書き留めていくと、カウンセリングはずっと具体的に進みます。同じ施術でも結果と回復は一人ひとり異なりますが、その差がどこで生まれるのかも一緒に見ていきましょう。

オンダとチタニウムはエネルギーからどう違う?

ATTITUDE Clinicの料金表を見ると、2つの施術はリフティング項目の中で異なるエネルギーとして分類されています(施術および料金のご案内)。オンダは極超短波(マイクロウェーブ、電子レンジのように物質を内側から温める性質をもつ高周波電磁波)を利用したリフティング、チタニウムは3波長レーザー(異なる3つの波長の光を一緒に照射する方式)を利用したリフティングとして記載されています。同じ「リフティング」という名前の下にあっても、肌に届けるエネルギーの性質が異なります。

肌の断面に波状の熱と3本の光が真皮層まで届く様子

2つの施術に共通する性質もあります。表面の肌を切ったり剥がしたりせず、肌の内側に熱を届けてコラーゲンの生成を促す方式である点です。米国皮膚科学会の案内によると、非侵襲的なハリ施術は肌をそのままにしたまま熱を届け、結果が徐々に現れて自然に見え、ダウンタイムはほとんどないか少ない方だとされています(AAD 肌のハリ施術のご案内)。ただし届け方が異なれば、回復の負担や施術中に感じる刺激も変わります。

なぜ2つの施術が同じ系列のように聞こえる?

最も大きな理由は数字です。オンダもチタニウムも、届けたエネルギーの総量をkJ(キロジュール)で記し、料金表も10kJあたりの金額と総kJ別の金額を同じ形式で示しています。単位が同じなので「40kJなら同じ強さ」と読みたくなりますが、kJはどれだけ多くのエネルギーを届けたかを数える単位にすぎません。そのエネルギーが肌のどの層にどれだけ集まるかは、機器の性質と設定が決めます。したがって同じ数字が2つの機器で同じ結果を意味するわけではありません。

もう1つ、オンダを高周波として紹介する記事を多く見かけたかもしれませんが、料金表ではオンダは極超短波の項目、サーマクールはモノポーラ高周波の項目として別々に分類されています。名前が似ていたりエネルギーの系列が重なって見えても、実際の分類を見れば区別がつきます。

何が結果を分けるのか

まず出発点が違います。肌が厚いか薄いか、肌の内側の組織がどれだけ密か、コラーゲンを新しく作り出す力がどれだけ残っているかは一人ひとり異なるため、同じ機器、同じ強さで施術しても体感は変わります(同じ施術を受けてもなぜ結果は違うのか?)。回復の速さや刺激の受け止め方も肌タイプによって分かれます。

たるみの程度も大きな変数です。米国皮膚科学会は、たるみが少なく体重を一定に保ち、禁煙して酒を控え、紫外線を遮断する人はハリ施術で良い結果を得やすいとしています。逆にたるみが多い場合にはハリ施術が役立たないことがあり、妊娠中や肌の感染がある場合、特定の薬を服用している場合にも適さないことがあります(AAD 肌のハリ施術のご案内)。

施術側の変数は総量と範囲です。料金表が10kJあたりの単価と総kJの金額を一緒に置いているのは、同じ部位でもどこまでをどの程度の総量で扱うかによって計画が変わるためです。ここに組み合わせと順序、強度をどう設定するかが加わります。同じ分析結果を受けても、どの機器を先に使うか、一度に進めるか分けて進めるかは、その人の悩みと回復の余裕を見て決めます(ATTITUDE Clinic コラム)。

カウンセリングで目的と部位、費用はどう合わせる?

変えたい変化を一文で書き留めていくのが出発点です。米国皮膚科学会は、美容施術のカウンセリングで期待する結果、リスク、代替案、施術者の経験、回復期間、準備とアフターケア、費用を確認するよう勧め、同じ肌トーンと肌タイプ、近い年齢層をどれだけ施術してきたかも尋ねるよう促しています(AAD カウンセリング前に確認する質問)。このリストは、オンダとチタニウムを並べて見るときにもそのまま使えます。

部位は料金表でも分かれています。オンダとチタニウムはどちらも顔とボディの項目が別々にあり、チタニウムはハイパーの項目が別にあります。同じ機器でも顔全体を扱うのか、あごのラインや頬のように特定の部位に集中するのかによって、必要な総量と施術時間が変わります。

費用は単位で比較する方が安全です。ATTITUDE Clinicは料金を単位別に公開し、どの言語のページで見ても同じ価格で、付加価値税は別途表示しています(施術および料金のご案内)。カウンセリング費や麻酔費用、アフターケアがどこまで含まれるかは金額表だけでは分からないため、カウンセリングで含まれる範囲を一緒に確認するのがおすすめです。

表1 カウンセリングで目的と部位、費用はどう合わせる?
施術 エネルギーの方式 料金表の表記単位 カウンセリングで一緒に見るもの
オンダ(Onda · DEKA) 極超短波 顔・ボディ、10kJあたりおよび総kJ 適用部位と範囲、総kJ、回復計画
チタニウム(Titanium) 3波長レーザー 顔・ボディ、10kJあたりおよび総kJ ハイパー項目の有無、適用範囲、総kJ
チタニウム ハイパー(Titanium Hyper) 3波長レーザー 顔・ボディ、10kJあたりおよび総kJ 基本項目との違い、必要な総kJ
サーマクール(Thermage FLX · Solta) モノポーラ高周波 顔、ショット数基準 ショット数と範囲、他の機器との組み合わせ
ウルセラ(Ultherapy · Merz) HIFU超音波 顔、ショット数基準 ショット数と範囲、他の機器との組み合わせ

表は左右にスクロールしてご覧ください。

まとめると 同じkJの数字より先に決めるのは、目的と部位、回復に使える時間です。この3つが決まれば、総量と回数、間隔、費用の単位を同じ表に並べて比較できます。機器の名前はその次の問題です。

効果はいつから、何で確認する?

米国皮膚科学会の系列別の案内を見ると、非侵襲的なハリ施術の結果は徐々に現れます。超音波系列は1回の施術のあと2~6か月にかけて緩やかな変化が現れ、追加施術でさらに良くなることがあり、高周波系列は1回で直後に締まりを感じる場合が多く、コラーゲンが作られるのに時間がかかるため6か月ごろに最も良い結果を示し、一部は1回以上が役立つとされます。レーザー系列は3~5回が必要なことがあり、最後の施術から2~6か月にかけて変化が現れます(AAD 肌のハリ施術のご案内)。これらの数字は特定の機器ではなく系列単位の一般的な説明なので、オンダやチタニウムの回数と評価の時期はカウンセリングで立てた計画を基準に見ます。

経過は同じ照明と角度で撮った写真で比較する方が記憶より正確です。以前に受けた施術があるなら、機器、ショットやkJ、製品と用量、日付、そのときの反応を一緒に持参すると、同じ刺激に肌がどう応えたかが計画の根拠になります(ATTITUDE Clinic コラム)。

こんな状況なら

明るい更衣室でドレスの袖を確認する女性と椅子、化粧台が配置された様子

式典や撮影が数週間後に迫っているとき

非侵襲的な施術は結果が徐々に現れるため、予定が近い場合はその日の変化よりも回復の負担を先に見ます。米国皮膚科学会の案内によると、施術直後に一時的な紅潮や腫れが現れることがあり、化粧はすぐ可能な場合が多いとされています。大切な日が決まっているなら、カウンセリングでその日を先に伝え、施術の時期と範囲を余裕をもって設定します。

机に向かい合って手帳に書き込む女性2人

継続的な管理計画を立てたいとき

一度で終えるより間隔を置いて回数を重ねる方が変化が蓄積されやすいです。総kJ、回数と間隔、評価の時期を最初からカレンダーに書き留めておくと、次のカウンセリングで何を調整するか判断しやすくなります。米国皮膚科学会の案内でも、超音波系列と高周波系列のどちらも追加施術が役立つことがあるとしています。

指先を頬の近くに置いた女性が横向きで赤みを確認している様子

肌が敏感だったり赤くなりやすいとき

非侵襲的なハリ施術は肌の色に関係なく使えるアプローチとして紹介されますが、敏感な肌は同じ強さでも刺激を大きく感じることがあります。以前の施術で赤みが長引いたり色素が変化した経験があるなら、その内容をそのまま伝えてください。強度と範囲、間隔をどう設定するかはその履歴から出発します。

診療室のロビーでキャリーケースを引きながら立つ女性

短期間の滞在の訪問者であるとき

診療時間と休診日、予約確定の方式によって予定が変わります。カウンセリングの申し込みはクリニックの確認連絡を経て確定し、当日予約は現在から1時間以降の時間帯で申し込むことができ、最終受付は17:30です(カウンセリング予約のご案内)。料金はどの言語のページで見ても同じ単価で公開され、付加価値税は別途なので、滞在期間内に回復と経過確認まで入れられるかをカウンセリングで一緒に計算しておくと便利です。

カウンセリング前に教えてください 妊娠・授乳の有無、肌の感染や傷、服用中の薬と健康状態、アレルギーと以前の施術での反応、最近の紫外線露出と使用中のスキンケア製品、どうしても避けたい予定と回復に使える日数をお知らせください。米国皮膚科学会の案内でも、こうした状態によってはハリ施術が適さないことがあるとしています。

ATTITUDE Clinicはこのように進めます

  1. 肌分析カメラの前に座って撮影の準備をする女性と機器を操作する女性
    AI肌分析の記録:肌の状態を記録して整理し、医師と同じ情報を一緒に見ます。分析ツールはカウンセリングを助けるために情報を記録・整理する参考資料であり、医学的診断はしません。判断は院長が行います。
  2. 机で白紙を見ながらカウンセリングする白衣の医療スタッフとピンクの服の女性2人
    院長カウンセリング:記録に悩みや生活習慣、以前の施術経験(機器、ショットやkJ、製品と用量、日付、反応)を加え、目的と部位、総kJ、回数と間隔、順序を一緒に決めます。オンダとチタニウム、チタニウム ハイパー、サーマクール、ウルセラのような機器を同じ場所で比較する段階です。
  3. 手袋をした医療スタッフが横たわる女性のあごラインにリフティング機器を使用中
    院長による直接施術:カウンセリングで決めた計画どおりに院長が直接行い、施術中は肌の反応を見ながら強度を調整します。設計と実行がずれないようにするための流れです。
  4. 医療スタッフが女性患者の頬を手で確認する様子
    経過確認と維持計画:回復の過程を確認し、評価の時期を決めて写真と記録で比較したうえで、次の回の総量と間隔を調整します。

この流れには3つの原則があります。必要なものと必要でないものを一緒に決めること、単位料金を公開すること、カウンセリングから施術まで院長が直接行うことです。このテーマで比較することになる機器は、極超短波を利用するオンダ、3波長レーザーを利用するチタニウムとチタニウム ハイパー、モノポーラ高周波を利用するサーマクール、超音波を利用するウルセラとシュリンク(HIFU)です(施術および料金のご案内)。どの機器を使うかは、分析記録と診察をもとにカウンセリングで決めます。

施術後のケアと副作用

  1. リクライナーに横たわり片手で頬の上にクーリングジェルパックを当てる女性
    鎮静:施術直後は施術部位が温かく赤くなることがあります。非侵襲的な施術のあとには一時的な紅潮や腫れが現れることがあり、たいていそれが施術を受けた唯一の痕跡です(AAD 肌のハリ施術のご案内)。
  2. 女性が横向きで頬にクリームを塗っている様子
    保湿:熱を受けた肌は乾燥しやすいので、やさしい保湿剤で水分を補います。施術当日から化粧が可能な場合が多いですが、刺激の強い製品は肌の反応を見ながら調整します。
  3. 室内で女性の顔に手が紫外線遮断剤を塗っている様子
    紫外線対策:米国皮膚科学会は、ハリ施術で良い結果を得る条件として紫外線遮断を挙げています。回復期間中はいつもより丁寧に塗るのが良いです。
  4. 手袋をした医療スタッフが患者の頬を押して肌の反応を確認する様子
    経過確認:赤みや腫れが引く速さ、押したときの感じを数日間観察します。記録しておくと、次のカウンセリングで強さと間隔を決める資料になります。

よくある反応は赤み、腫れ、押すと痛い感じ(圧痛)、あざで、たいてい数日以内に引きます。まれに肌が一時的に暗くなったり明るくなったりする色素変化、水ぶくれ、やけどや瘢痕が生じることがあります(ATTITUDE Clinic コラム)。だんだん強くなる痛みや水ぶくれ、長く続く色素変化が現れたら、待たずにクリニックに知らせてください。

よくある質問

オンダとチタニウムのどちらが自分に合うかはどう知ればよいですか?

変えたい変化と部位、回復に使える時間を先に文章で整理することから始めます。たるみの程度と肌の厚さ、顔全体を見るのか特定の部位を見るのかによって計画が変わるためです。米国皮膚科学会はカウンセリングで期待する結果とリスク、代替案、施術者の経験、回復期間を確認するよう勧めていますが、この質問に答えが出ないと機器の名前を変えても決定は難しいです。ATTITUDE ClinicではAI肌分析の記録と診察をもとに、どの機器をどの順序で使うかを院長カウンセリングで一緒に決め、最終的な決定はカウンセリングのあと本人が行います。

オンダは高周波施術ですか?

料金表の分類で見ると、オンダは極超短波を利用したリフティングの項目で、高周波電流を利用したリフティングはサーマクールがモノポーラ高周波の項目として別にあります。極超短波も電磁波の一種なので広くまとめて呼ぶこともありますが、実際の機器とエネルギーの性質は互いに異なります。そのため「高周波リフティング」という一言で2つの施術を同じものとして扱うと、強さや回数を比較するときに混乱が生じます。カウンセリングでは機器の名前とエネルギーの方式、総kJを一緒に確認する方が正確です。

オンダ40kJとチタニウム40kJは同じ強さですか?

kJは届けたエネルギーの総量を数える単位なので、数字が同じでも同じ結果にはなりません。エネルギーが肌のどの層にどれだけ集まるかは機器の性質と設定が決め、同じ機器でも部位と範囲によって必要な総量が変わります。料金表が10kJあたりの単価と総kJの金額を一緒に置いているのもこのためです。回数を比較するときは、総kJとともに施術範囲、間隔、評価の時期を一緒に見ます。

施術直後から日常生活と化粧は可能ですか?

非侵襲的なハリ施術はダウンタイムがほとんどないか少なく、施術直後から化粧が可能な場合が多いと案内されています。ただし回復は施術範囲と強さ、個人の肌の反応によって異なるため、大切な予定があるならカウンセリングでその日を先に伝えて計画を合わせるのが良いです。熱感や赤みが予想より長引いたり、だんだん強くなる痛みが生じたら、待たずにクリニックに知らせます。

クリニックを選ぶときは何を確認すべきですか?

米国皮膚科学会は、カウンセリングで期待する結果とリスク、代替案だけでなく、施術者の経験、同じ肌トーンと肌タイプをどれだけ施術してきたか、必要な回数と時間、麻酔の有無、回復期間、準備とアフターケア、費用を尋ねるよう勧めています(AAD カウンセリング前に確認する質問)。料金は単位が公開されているか、どの言語のページでも同じ単価か、付加価値税と含まれる範囲がどう表示されるかも一緒に見ます。施術計画を誰が立てて誰が行うか、分析記録をどう活用するかも確認する項目です。ATTITUDE Clinicは単位料金を公開し、カウンセリングから施術まで院長が直接行います。

ひと目でわかるまとめ

表2 ひと目でわかるまとめ
項目 ポイント
エネルギーの違い オンダは極超短波、チタニウムは3波長レーザーを利用したリフティングに分類されます。
数字の落とし穴 kJは届けたエネルギー総量の単位であり、同じ数字が同じ結果を意味するわけではありません。
結果を分けるもの 出発点の肌状態、たるみの程度、総量と範囲、組み合わせと順序、間隔です。
カウンセリングで決めること 目的と部位、総kJ、回数と間隔、回復計画、費用に含まれる範囲です。
回復と副作用 紅潮・腫れ・圧痛・あざはよくあり、たいてい数日以内に引きます。まれに色素変化・水ぶくれ・やけど・瘢痕が生じることがあります。
進行の流れ AI肌分析の記録 → 院長カウンセリング → 院長による直接施術 → 経過確認です。