スキンケアの予約ついでに、同じ日にトーニングも入れられるのか、一度に受けると肌に負担がかかりすぎないかと悩む方は少なくありません。順序を変えると結果が変わるのかという質問もよく耳にします。2つはアプローチする層が異なるため組み合わせられますが、同じ日に受けるか日を分けるかは、施術名よりもその日の肌の状態が決め手になります。

まずは結論から

ピコトーニングとレーザートーニングは組み合わせられる施術で、順序と間隔はカウンセリングで肌の状態を見て決めます。表面が敏感な日や赤みが上がっている日はトーニングの強さを下げたり日を分けたりし、バリアが安定していればスキンケアとトーニングをひとつの流れとして組みます。トーニングは通常最低1週間の間隔をあけ、肝斑のように広く広がった色柄は8〜12回以上をよくある目安とします。同じ組み合わせを受けても結果が分かれるのは、色柄の種類と深さ、皮膚バリア、施術後の紫外線対策が人によって異なるからです。

同じ日に受けても大丈夫? 何が順序を決めるの?

レーザートーニングは1064nmの光を低出力で何度も重ねて当て、メラニンにエネルギーを集める方法です。周囲の正常な皮膚にはあまり触れず、ターゲットにだけエネルギーを届けるこの原理は、選択的光熱分解(特定の色によく吸収される光の性質を利用し、狙った部分だけを温める原理)と呼ばれます。

肌の断面が映る画面を指しながら女性に説明する男性

スキンケアは医院の案内ではレーザーや注射ではなくスキンケア(Skin Care)の枠に入っています。色柄や赤みを扱うレーザー項目とは目的が異なるため、2つを重ねるときの基準となるのは、どちらが良い順序かではなく、その日の肌が刺激にどれだけ耐えられるかです。

角質を整えた直後の肌は、同じ強さでもより敏感に反応します。逆にトーニングを先に行うと熱感や赤みがしばらく残るため、その上にスキンケアを重ねるときは強さを下げることになります。どちらにしても、順序そのものよりも間に置く回復時間が結果を左右します。

同じ日に受ければ効果も倍になるという期待には注意が必要です。重なる分だけ刺激も重なります。ATTITUDE Clinicのコラムでも、レーザーは強く頻繁に行うほど良い施術ではないと案内しています。組み合わせの目的は刺激を増やすことではなく、必要な分だけ残すことです。

レーザートーニングは肌の何に作用するの?

トーニングという名前は、一度に強く焼くのではなく低出力で何度も重ねて当てる方法から来ています。肝斑に対するレーザートーニングをまとめた論文は、低出力で何度も照射するこの技法が肝斑の管理において安全で効果的な方法として定着していると見ています。同じ論文は、トーニングが薬剤やピーリングに十分反応しなかった場合の3番目の選択肢として使われ、局所製剤と併用すると満足のいく反応が得られる場合が多いと説明しています。

数字もあります。1064nmの低出力QスイッチNd:YAGレーザーを2〜8パスで9回施行した研究では、色柄指標と肝斑の重症度スコアが有意に減少し、1年の追跡でも改善が維持されました。参加者の70%が期待に合致したと答え、重篤な副作用は観察されませんでした(PubMed)。ただしこの数値は特定条件の研究結果であり、自分の肌でも同じ回数が必要という意味ではありません。

副作用で覚えておきたいのは、まだらな低色素斑です。ATTITUDE Clinicのコラムは、頻繁なトーニングがまだらな低色素斑と関連することが報告されているため、トーニングは通常最低1週間の間隔をあけると案内しています。上記の論文も低色素斑を注意深く見守るべき副作用として挙げています。

では、なぜトーニングを頻繁に受けるほど早く消えるという話が広まるのでしょうか。色柄が一度で消える施術ではないため回数を重ねる必要があるという話が、間隔を短くしてもよいという話にすり替わったケースが多いのです。間隔が崩れると、色柄がまだらになりバリアが敏感になる方向へ結果が傾きます。

スキンケアは組み合わせの中でどんな役割?

施術・料金案内では、スキンケアはLDM、オメガライト、クライオとともに06 Skin Careの項目にあります。色柄・赤み・美白を扱う03の項目や、毛穴・瘢痕を扱う02の項目とは層が異なります。色柄を直接狙う施術ではないという意味で、だからこそ肝斑やシミが薄くなる結果をスキンケアに期待するのは難しいといえます。

それでも組み合わせに加える理由があります。表面の状態を整えるスキンケアと、色柄を扱うトーニングを1回の来院にまとめれば、回復期間とスケジュール管理がシンプルになります。一方で、表面が敏感になった状態でトーニングの強さを普段どおりに上げると、同じエネルギーでも感じ方が変わります。スキンケアの強度とトーニングのパス数を一緒に調整するのはそのためです。

スキンケアの強度や施術時間、仕上げの段階は肌の状態によって変わります。医院の案内に書かれた項目だけでは、特定の肌での反応を前もって断定するのは難しく、その部分はカウンセリングで直接確認するほうが正確です。

結果を分ける条件は何?

まず色柄のタイプです。見た目が似た茶色の斑点でも、肝斑とシミ、老人性色素斑では存在する層と原因が異なります。肝斑は色柄細胞そのものが過活性化した状態なので、強いエネルギーを一度に使うとかえって濃くなることがあります。タイプがわからないまま回数から決めると、組み合わせの順序も決められません。

2つ目は皮膚バリアです。回復が終わる前に施術を繰り返したり、肌の状態に比べて強度を上げたりすると、バリアが弱まって敏感になったり赤みが長く残ったりします。同じトーニングでも、バリアが崩れた日は強さを下げる方向に調整します。

3つ目は間隔です。トーニングは最低1週間、肝斑のトーニングは8〜12回以上をよくある目安としますが、この数字は出発点にすぎず、経過を見ながら調整します。4つ目は紫外線対策です。施術直後の肌は防御膜が一時的に弱まった状態なので、紫外線を防げないと新しく作られた肌に色素沈着が生じ、せっかくの結果を戻してしまうことがあります。

表1 結果を分ける条件は何?
区分 狙うポイント 主に考慮する悩み 組み合わせ時に確認する点
スキンケア 肌表面のケア 皮脂や角質が溜まった感じ、キメの整え その日の肌の敏感度とケアの強度
ピコプラス(ピコトーニング) 色柄(メラニン) シミ、肝斑などの色柄の悩み 色柄のタイプと深さ、低出力かどうか
Genesisトーニング 色柄・赤みの文脈 肌トーンの整え、アンチエイジング目的 赤みの程度と強さの調整
Vビーム 浅い血管 赤み、顔面紅潮 赤みの原因が血管かどうか
アービウムフラクショナル 肌表面とキメ 荒れたキメ、浅い瘢痕 かさぶたと回復期間、スケジュール

表は左右にスクロールしてご覧ください。

まとめると スキンケアは表面を整えるケアであり、トーニングは色柄を低出力で繰り返し扱う施術です。2つを重ねるときは強さと間隔を一緒に下げるほうが肌への負担は少なく、色柄のタイプを先に確認しないと順序を決められません。

こんな状況なら

カレンダーを指しながらカウンセリングする男性院長と女性患者

結婚式や撮影が数週間後に控えているなら

式の直前に初めて受ける組み合わせは、赤みや敏感になった肌がスケジュールと重なることがあります。日付を前もって伝えれば、その日から逆算してスキンケアとトーニングの強度、開始時期を調整します。初めて受ける施術なら、予定まで余裕をとるほうが選択肢は広がります。

机の前でカードを指して説明する男性とそれを見つめる女性

継続的にケアする流れを作りたいなら

一度に強くまとめて行うよりも、回復間隔を守って定期的に組み込むほうが肌への負担は少なくなります。目標をひとつ決め、それに必要な施術だけを時期に合わせて入れる計画が大切です。組み合わせを毎回同じ構成に固定するよりも、その日の状態に応じてスキンケアだけの日やトーニングだけの日を混ぜることもあります。

男性医師が女性患者の赤くなった頬を拡大鏡で観察する様子

赤くなりやすい、敏感な肌なら

赤みが血管から来るのか、肌の反応性が高いために来るのかでアプローチが変わります。血管が原因の淡い紅潮には血管レーザー系が使われますが、敏感肌や酒皶のように反応性が高く生じた赤みはレーザーの効果が限定的です。この場合はトーニングの強さを下げ、鎮静ケアの比重を増やす方向に調整します。

診察室で化粧品の説明をする男性医師と座っている女性患者、そばに小さなキャリーケース

短い滞在日程で来院したなら

滞在期間が短いと、回復期間の長い施術はスケジュールに影響します。低出力トーニングとスキンケアの組み合わせは、赤みが数時間から当日程度で落ち着く傾向があり、短い日程に組み込みやすいです。ただしフライトや屋外の予定が続くなら、その分だけ紫外線対策と保湿を心がける必要があります。

カウンセリング前にお知らせください 最近の紫外線曝露や屋外活動、服用中の薬と肌に塗っている製品(レチノイド・角質除去剤を含む)、以前の施術で赤みや色素沈着があったかどうか、結婚式や撮影など避けられない日付をあわせてお知らせいただければ、強さと順序をそれに合わせて決めます。

ATTITUDE Clinicではこう進めます

  1. AI肌分析で状態を記録 肌の状態を機器で記録・整理し、カウンセリング資料として使います。分析ツールは記録と整理を助ける道具であり、医学的診断は行いません。
  2. 院長カウンセリングでタイプと日程を確認 分析記録に紫外線曝露、痛みの敏感さ、肌の履歴、大切な日付を加え、院長が診察で色柄のタイプを判断して組み合わせと順序を設計します。
  3. 院長が直接施術 必要に応じて塗布麻酔で不快感を減らし、院長が直接強さとパス数を調整します。必要以上の施術は勧めないことを原則としています。
  4. 回復と経過の確認 紫外線対策と保湿、避けるべき刺激を案内し、経過を見ながら次の間隔を調整します。

院長が自ら担う4つのステップ

診断機器の前から施術台の上まで、最初にカウンセリングした院長がそのまま担当します。

  1. 独立した診断室にある肌の精密診断機器

    精密診断

    独立した診断室で顔全体を撮影し、目では見えにくい肌の状態まで記録します。

  2. イ・ドンフン共同院長が肌分析の結果を画面で説明する様子

    肌分析

    毛穴・色素・しわ・弾力の結果を院長が画面で一緒に確認し、何から始めるべきかを説明します。

  3. イ・ジェミン共同院長が来院者と1対1で診断結果を見ながらカウンセリングする様子

    1:1デザイン

    肌と顔のバランス、望む変化やスケジュールまで踏まえて、施術と範囲を一緒に決めます。

  4. イ・ジェミン共同院長が自らリフティング施術を行う様子

    院長による施術

    カウンセリングした院長が個室の施術室で最初から最後まで施術します。途中で担当が変わることはありません。

イ・ドンフン共同院長が自ら施術する様子

「注射の痛みには、本気で向き合っています。」

イ・ドンフン共同院長

注射施術は、痛みが心配でためらう方が特に多くいらっしゃいます。そこで麻酔から薬剤まで、一つひとつ見直しました。

  • 麻酔は丁寧に、時間はたっぷりと特殊な麻酔クリームが十分に効くよう、時間をたっぷり取ります。必要な施術や部位には麻酔注射を加えます。
  • 細い針で、短時間で注射施術には細い針を使い、院長が自ら短時間で仕上げます。施術中も状態を見ながら調整します。
  • 薬剤の構成まで考えます同じ施術でも薬剤によって感じる負担が変わることがあるため、その点まで考慮します。

麻酔の方法と使用の有無は、施術の種類・部位とご本人の状態により診察後に決まります。痛みの感じ方には個人差があります。

この組み合わせで使う機器は、ピコプラス、Vビーム、Genesisトーニング、アービウムフラクショナル、そしてケア項目のスキンケアです。色柄にはピコプラス、浅い血管と赤みにはVビーム、浅い瘢痕にはアービウムフラクショナルがそれぞれ異なる目標を担います。どの機器をどの強さで使うかは肌を見て決め、正規品と適正量、定価の原則はレーザーでも同じです。

施術後のケアと副作用

  1. 洗面台の前でタオルで頬を拭く女性と男性医師
    鎮静 当日はぬるま湯で軽く押さえるように洗い、こすりません。熱いお湯やサウナは肌の温度を上げ、赤みを長引かせます。
  2. 椅子に座る男性と、鏡の前で頬にクリームを塗る女性
    保湿 表面を整えた直後は乾燥が上がりやすいため、普段よりこまめに保湿を重ねます。
  3. 医師と向かい合って座り日焼け止めを塗る女性患者
    紫外線対策 施術後は最低2週間、SPF 50+の日焼け止めを塗り、屋外では約2時間ごとに塗り直します。この時期に色素沈着が生じると、トーニングの結果が戻ってしまいます。
  4. 白衣を着た男性が小さなライトで女性の顔を診ている様子
    経過の確認 赤みやヒリヒリ感が減る方向かどうかを見ながら次の間隔を決めます。かさぶたができた場合は自然に取れるまで触らずに置きます。

よくある反応は、赤みとヒリヒリ感、乾燥、薄いかさぶた、施術部位の色が一時的に濃くなることです。まれに肌色が薄くなる低色素斑や水ぶくれ、瘢痕が生じることがあり、時間が経って色柄が再び上がってくることもあります。赤みやヒリヒリ感が3日以上続く、または急にひどくなる場合は、様子を見ずに医院へご連絡ください。 次回を先延ばしにする判断も、経過を見た院長が行います。

よくある質問

スキンケアとレーザートーニングは同じ日に受けても大丈夫ですか?

可能な組み合わせですが、その日の肌の状態によって変わります。表面が敏感だったり赤みが上がっていたりすればトーニングの強さを下げたり日を分けたりし、バリアが安定していれば1回の来院で続けて組み込みます。順序はスキンケアで表面を整えてからトーニングに移る構成が基本ですが、その日の熱感と赤みによっては逆になることもあります。大切なのは2つの施術の間に置く回復時間で、この間隔はカウンセリングで肌を見て決めます。

スキンケアはどのくらいの頻度で受けるべきですか?

スキンケアは色柄や真皮を狙う施術ではなく肌のケア項目なので、決まった周期のある施術ではありません。皮脂や角質が再び溜まる速さ、その日の肌の敏感度、一緒に受ける施術の回復期間が周期を決めます。トーニングを同じ流れに入れるなら、トーニング側の最低1週間の間隔が全体の日程の基準になります。スキンケアだけの日とトーニングを入れる日を分ける方法もよく使います。

ニキビが多い肌にもこの組み合わせは使えますか?

炎症が上がっている肌と落ち着いている肌ではアプローチが異なります。炎症性の病変が多い状態では、スキンケアやレーザーよりも炎症を扱う治療が先になることがあり、瘢痕や毛穴のように構造が変わった悩みはフラクショナルレーザー系を別に見ます。どちらを先に扱うかは診察で決めます。皮脂が多い肌でも、その日どれだけ刺激に耐えられるかに応じてケアの強度を下げて組み込みます。

トーニングの間隔はどう決まりますか?

基本は最低1週間です。頻繁なトーニングがまだらな低色素斑と関連することが報告されているため、回数を前倒しする方法は避けます。肝斑のように広く広がった色柄は8〜12回以上をよくある目安とし、それより長い流れとして見ます。色柄が濃くなったり赤みが長く残ったりすれば、間隔を延ばすか強さを下げます。数字は出発点であり、実際の間隔は経過を見ながら調整します。

医院を選ぶときは何を確認すべきですか?

機器のリストより先に見るべきものがあります。自分の悩みが色柄から来るのか血管から来るのかを施術前に確認してくれるか、必要な施術だけを勧めて回数と強さを前もって固定しないか、痛みと回復の日程、施術後の注意事項をカウンセリングで十分に説明するか、不調が生じたときに確認してもらえる場所かどうかを見ます。同じ組み合わせでも強さと間隔をどうとるかが結果を分け、その判断は人によって異なる肌の状態から始まります。

ひと目でわかるまとめ

表2 ひと目でわかるまとめ
項目 ポイント
一緒に受けられるか 可能だが、同じ日かどうかは皮膚バリアの状態が決める
順序 表面を整えてからトーニングが基本、熱感と赤みに応じて調整
トーニングの間隔 最低1週間、肝斑は8〜12回以上をよくある目安とする
結果を分けるもの 色柄のタイプと深さ、バリアの状態、強さの調整
施術後 2週間はSPF 50+で防御、保湿、サウナと激しい運動は控える
連絡すべきとき 赤みやヒリヒリ感が3日以上続く、またはひどくなるとき