ピコトーニングとフラクショナルレーザーを一緒に受けると効果が高まるのか、それとも回復が長引くだけなのか。カウンセリングでよく聞かれる質問です。2つのレーザーが肌の中で行うことは異なるため組み合わせは可能ですが、同じ日に重ねて強くかけるより、目的を分けて順序と間隔を決めたほうが結果を予測しやすくなります。

まず結論から

一緒に受ける組み合わせは可能です。フラクショナルレーザーは表皮と真皮にごく細い熱の柱を作ってコラーゲン再生を促し、ピコ秒レーザーはごく短い衝撃で色素粒子を砕きます。そのためシミと毛穴、浅いニキビ跡が同時に気になる場合は、色素を先に整えて再生を後にする形で順序を分けます。同日に行うときは強さを下げるか部位を分け、別の日にするときはフラクショナルを基準に4~6週間の間隔をよく参考にします。回復の速さや色素の反応は肌の状態によって変わるため、回数と強さはカウンセリングで決めます。

フラクショナルレーザーとピコ秒レーザーは肌でそれぞれ何をするのでしょうか?

フラクショナルレーザーはビームを数千の微細な治療領域に分け、肌の一部だけに作用します。この領域は微小熱治療領域、つまり周囲は残したまま目標の点だけに熱を集める小さな柱と呼ばれます。残った正常な組織が回復を助けるため、全体を剥がすピーリングよりも回復の負担が少なくて済みます。DermNet NZのフラクショナルレーザーの説明によると、この方法は表皮と真皮に一緒に作用してコラーゲンの再構築と新しいコラーゲンの形成を起こします。ATTITUDE Clinicで使うアービウムヤグレーザーは、この原理を表面と浅いニキビ跡のきめ、毛穴まわりの整えに応用する機器です。

男性医療スタッフが女性患者に肌の断面が見える画面を見せて説明する様子

ピコ秒レーザーは1ナノ秒より短いパルスで色素とインクの粒子を狙います。熱よりも圧力、つまり光音響効果が中心で、周囲組織の熱損傷を減らす方向に設計された方式です。DermNet NZのピコ秒レーザーの説明によると、一部のピコ秒レーザーにはフラクショナルハンドピースがあり、ニキビ跡、光老化、小じわの治療に使われます。検索でピコフラクショナルと呼ばれる方式は、このようにピコ秒エネルギーを点のように分けて入れるアプローチです。2つのレーザーは目的が異なるため、同じ顔でも担う役割は重なりません。

なぜ一度にまとめて受けるより順序を分けるのでしょうか?

一緒に受けるとより強い効果が出そうに思えますが、肌は一度に多くの熱と刺激を受けると回復の信号が重なります。フラクショナルはかさぶたと赤みが残り、ピコ秒は色素への刺激と赤みが加わることがあります。DermNet NZのフラクショナルレーザーの説明は、色素疾患にフラクショナルレーザーを使うとむしろ炎症後の色素沈着が生じることがあると指摘しています。肝斑のように敏感な色素なら、強い刺激を重ねることが負担になる理由です。

クリーブランドクリニックのレーザーリサーフェシングの案内によると、活動性のニキビがある場合や肌が非常に暗い場合はレーザーリサーフェシングの適合性が変わることがあります。炎症が活発な顔に再生レーザーを先に重ねるより、炎症を落ち着かせる順序が先に来ることもあります。ATTITUDE Clinicのコラムでも、複数の原因が重なる場合は一度にまとめて行うより優先順位を分けて進めることが肌の負担を減らす方法だと説明しています。回復が終わる前の繰り返しは肌バリアに負担をかけます。

一緒に受けるときの間隔は何で決めるのでしょうか?

間隔はレーザーの名前よりも目的と強さ、肌の状態、スケジュールで決めます。フラクショナルレーザーはコラーゲンが新しく作られ定着するのに時間がかかるため、毛穴と肌のきめには3~5回、4~6週間の間隔がよくある例として挙げられます。ピコトーニングは色素を少しずつ分ける方式なので最低1週間の間隔を置き、肝斑のように敏感な色素はより低いエネルギーで複数回に分けて見ていきます。同じ日に2つの方式を行うなら、片方の強さを下げるか部位を分けて熱の負担を減らします。

DermNet NZのフラクショナルレーザーの説明が紹介した一例は4~5回、1か月間隔です。すべての機器にそのまま当てはまる数字ではなく、エネルギーと治療範囲によって変わります。クリーブランドクリニックのレーザーリサーフェシングの案内は、アービウムリサーフェシングとフラクショナルリサーフェシングの回復をそれぞれ1週間程度、CO2は最大2週間と案内しています。一緒に受けるときの間隔は、より長い回復の側に合わせるのが安全です。 紫外線対策は回復が終わるまで続けます。

表1 一緒に受けるときの間隔は何で決めるのでしょうか?
区分 主に狙うもの 合いやすい悩み 回復と間隔の傾向
アービウムフラクショナル、アービウムヤグレーザー 表皮と真皮の微細な熱の柱 毛穴、浅いニキビ跡、肌のきめ かさぶたと赤みが数日、フラクショナルは4~6週間間隔が一般的
ピコ秒レーザー、ピコプラス 色素 シミ、肝斑のトーン、色素沈着 トーニングは最低1週間間隔、強さにより赤み
ピコ秒フラクショナルハンドピース 真皮の再生 ニキビ跡、光老化、小じわ 一部の機器にある方式、強さにより回復が異なる

表は左右にスクロールしてご覧ください。

まとめると シミと毛穴が同時に気になっても、2つのレーザーを同じ強さで重ねて受ける必要はありません。色素と再生のどちらが先かを決め、同日なら強さを下げ、別の日ならフラクショナルの回復間隔を基準に考えます。回復が終わる前の繰り返しは肌の負担を大きくします。

こんな状況なら

ウェディングドレスのそばで頬に触れながら話す女性と白衣の男性

式典や撮影が2か月以内にあるとき

フラクショナルはかさぶたと赤みが数日残り、アービウムリサーフェシングは回復に1週間程度かかると知られています。式典直前に初めて受ける強い施術は赤みが予定と重なることがあるため、日付から逆算して強さと時期を調整します。ピコトーニングも当日赤みが出ることがあるので、大事な日の前日より余裕を置いて考えます。

男性医師が肌の断面模型を指して女性患者に説明する姿

毛穴とシミを継続的にケアしたいとき

一度に強く行うより、肌が回復する間隔を守りながら定期的にケアする方式のほうが負担が少なくて済みます。フラクショナルは4~6週間、ピコトーニングは最低1週間の間隔を参考にしつつ、同じ月に2つの施術を入れるときは回復の長い側を基準に配置します。回数よりも大事なのは、次の施術の前に赤みと色素の反応が十分に落ち着いたかを見ることです。

患者の頬に手袋をした男性医師がクリームを塗っている

肌が敏感だったり赤くなりやすいとき

赤みと熱感、ちくちく感はレーザー後に多い反応です。回復前に繰り返すと肌バリアが敏感になり赤みが長く残ることがあるので、強さを下げて始め、塗布麻酔で不快感を減らします。化粧品がいつもよりしみる時期なら、施術前にその状態を先に伝えます。

診察室で女性患者とカウンセリングする男性医師とそばの小さなキャリーケース

短く滞在している海外からのお客様

帰国の予定が決まっている場合、施術直後の赤みと乾燥が旅行の日程に影響することがあります。出国日と次の予定をあらかじめ伝えれば、それに合わせて強さと種類を調整します。回復期間は保湿と紫外線対策に特に気をつけ、飛行中の乾燥も考慮して計画を立てます。

カウンセリング前に伝えてください 最近の紫外線曝露、服用中の薬と肌に塗る有効成分、以前のレーザーやスキンブースター後に敏感になった経験、式典や撮影などの大事な予定がある場合は事前にお伝えください。同じ施術でもこの情報によって順序と強さが変わります。

ATTITUDE Clinicはこのように進めます

  1. 精密診断と肌分析 AI肌分析で色素、赤み、きめ、毛穴を記録し、院長が悩みの原因を見ます。分析ツールは情報を記録して整理するだけで、医学的診断ではありません。ATTITUDE Clinicのコラムでも、分析記録をもとに院長が判断すると案内しています。
  2. 院長カウンセリングで順序を設計 分析記録に日程、痛みの敏感さ、以前の施術歴を加え、ピコとフラクショナルのどちらを先に置くかを決めます。同日にするか、別の日に分けるかもこの段階で決めます。
  3. 院長による直接施術と経過確認 必要なら塗布麻酔で不快感を減らし、院長が直接施術します。色素はピコプラス、表面と浅いニキビ跡のきめはアービウムヤグレーザーで分けて見て、ATTITUDE Clinicの施術案内にある機器の範囲内で必要な分だけ行います。正規品と正量、定価の原則はレーザーでも同じです。

院長が自ら担う4つのステップ

診断機器の前から施術台の上まで、最初にカウンセリングした院長がそのまま担当します。

  1. 独立した診断室にある肌の精密診断機器

    精密診断

    独立した診断室で顔全体を撮影し、目では見えにくい肌の状態まで記録します。

  2. イ・ドンフン共同院長が肌分析の結果を画面で説明する様子

    肌分析

    毛穴・色素・しわ・弾力の結果を院長が画面で一緒に確認し、何から始めるべきかを説明します。

  3. イ・ジェミン共同院長が来院者と1対1で診断結果を見ながらカウンセリングする様子

    1:1デザイン

    肌と顔のバランス、望む変化やスケジュールまで踏まえて、施術と範囲を一緒に決めます。

  4. イ・ジェミン共同院長が自らリフティング施術を行う様子

    院長による施術

    カウンセリングした院長が個室の施術室で最初から最後まで施術します。途中で担当が変わることはありません。

イ・ドンフン共同院長が自ら施術する様子

「注射の痛みには、本気で向き合っています。」

イ・ドンフン共同院長

注射施術は、痛みが心配でためらう方が特に多くいらっしゃいます。そこで麻酔から薬剤まで、一つひとつ見直しました。

  • 麻酔は丁寧に、時間はたっぷりと特殊な麻酔クリームが十分に効くよう、時間をたっぷり取ります。必要な施術や部位には麻酔注射を加えます。
  • 細い針で、短時間で注射施術には細い針を使い、院長が自ら短時間で仕上げます。施術中も状態を見ながら調整します。
  • 薬剤の構成まで考えます同じ施術でも薬剤によって感じる負担が変わることがあるため、その点まで考慮します。

麻酔の方法と使用の有無は、施術の種類・部位とご本人の状態により診察後に決まります。痛みの感じ方には個人差があります。

施術後のケアと副作用

  1. タオルと水が置かれた診察室で患者の顔を診る男性医師
    鎮静 施術当日は肌をこすらず、ぬるま湯で軽く洗います。熱感が長引くか、ひりひり感が強くなる場合は我慢せず確認を受けます。
  2. 鏡の前で顔に保湿剤を塗る女性と後ろに座る男性
    保湿 乾燥しやすいので保湿剤を頻繁に薄く塗ります。かさぶたは手で剥がしません。 かさぶたは新しい肌が上がってくる間に自然に落ちるようにします。
  3. 屋外で紫外線遮断剤を手に取り頬に塗る女性と後ろで笑う男性
    紫外線対策 SPF 50+の紫外線遮断剤を最低2週間塗り、屋外では約2時間ごとに塗り重ねます。ATTITUDE Clinicのコラムは、この時期の紫外線対策が色素沈着を防ぐのに特に重要だと説明しています。
  4. 柔らかな照明の下、白衣を着た男性が女性患者の頬を診ている
    経過確認 赤みとひりひり感が3日以上続くか、急に強くなる場合は来院して確認します。サウナとチムジルバン、激しい運動、強い角質除去は案内された期間は避けます。

多い反応は赤み、熱感、むくみ、ちくちく感、乾燥で、剥離性レーザーはかさぶたができることがあります。一時的な色素沈着、特に肌が暗い場合や日焼けした場合は色素の反応が出ることがあり、血管レーザーを一緒に行うと内出血が出ることがあります。まれに水ぶくれ、低色素斑、感染、瘢痕ができたり色素が再び上がってくることがあります。赤みや痛みが予想より長引く場合はすぐにご連絡ください。

よくある質問

フラクショナルとピコ秒レーザーを同じ日に受けてもいいですか?

可能ですが、目的を先に分けます。シミが主な悩みならピコ秒を先に、毛穴と浅いニキビ跡が主な悩みならフラクショナルを中心に置き、もう片方は強さを下げます。同じ日に重ねると赤みと熱感が重なって回復が長引くことがあるため、部位を分けるか片方を弱めに調整します。大事な予定があるなら、同日より間隔を置くほうが予測しやすくなります。

ピコフラクショナルは一般的なフラクショナルと何が違うのですか?

一般的なフラクショナルはアービウムヤグやCO2などのレーザーで肌に微細な熱の柱を作ります。ピコフラクショナルはピコ秒レーザーの短い衝撃をフラクショナルハンドピースで分けて真皮の再生を促す方式です。熱より圧力が中心で周囲組織の熱損傷が少ない設計ですが、強さと機器によって回復は変わります。ニキビ跡の深さと肌タイプを見て、どちらが合うかを決めます。

一緒に受けるとダウンタイムはどのくらい長くなりますか?

フラクショナルは赤みとかさぶたが数日残り、アービウムリサーフェシングとフラクショナルリサーフェシングは回復が1週間程度、CO2は最大2週間と案内されています。ピコトーニングは比較的短いですが、強さを上げると赤みがより残ります。同じ日に2つの施術を行うと回復の信号が重なって長引くことがあり、強さを下げる理由になります。

色素がある肌にも併用できますか?

色素の種類を先に見ます。シミのように境界がはっきりした色素と、肝斑のように広く敏感な色素ではアプローチが異なります。フラクショナルレーザーは肝斑に使うと炎症後の色素沈着を起こすことがあり、ピコ秒レーザーも濃い肌トーンでは副作用にさらに注意します。そのため色素を先に落ち着かせてから再生レーザーを入れる順序がよく使われます。

クリニックは何を見て選べばいいですか?

機器の名前より、自分の悩みが色素、血管、肌表面のどこから来ているかを先に確認してくれるかを見ます。同日に施術するか分けるか、回復期間と注意事項をカウンセリングで十分に説明するかも基準です。回数と強さを無理に決めず、施術後に不快なときに確認を受けられるかも見ます。肌の状態によって必要な組み合わせは変わるので、カウンセリングで直接確認する過程が残ります。

ひと目でわかるまとめ

表2 ひと目でわかるまとめ
項目 ポイント
目的の区分 色素はピコ秒、表面と毛穴、浅いニキビ跡はフラクショナル
同日の可否 可能だが強さを下げるか部位と順序を分ける
よくある間隔 フラクショナル4~6週間、ピコトーニング最低1週間
ダウンタイム フラクショナルはかさぶたと赤み、ピコトーニングは比較的短い
注意すべき状態 活動性の炎症、濃い肌トーン、敏感になった肌バリア
ケア 保湿、紫外線対策、サウナと角質除去を避ける